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ストラクドラフトで組んだ【イゾルデヒートソウル】が結構楽しかったという話


1.はじめに

どうも、慧紀です。

今回は先日UTDで行われた「ストラクドラフト」で組んだ【イゾルデヒートソウル】についての解説です。
1回限りの限定構築戦での使用デッキ解説とかいう誰の得にもならない内容ですが、自己満足の記録として書いていきます。
お暇な方はよろしければご覧ください。

2.ストラクドラフトのルール

・ストラク3種からの選出枠+自由枠で構築したBO1のハイランダー戦。
・メインデッキは選出された3デッキから12-12-11の計35枚を選出枠として採用し、ここに自由枠5枚を加えた計40枚で構築する。
・ストラクは遊戯王Neuronで『構築済みデッキ』とされているデッキからダークレギオン、セイバーフォース、デュエルロワイヤルを除いた83種の中からランダムに選出される。
・「スペシャルセット」「限定版」「強化パック」等は本体のデッキに収録されたものとして選出枠に採用可能。
・EXデッキには、選出枠から最大10枚、自由枠最大5枚を採用できる。選出枠自由枠ともに必ずしも採用する必要はない。
・選出枠自由枠に関係なく、同じカードは使用できない。
(ex:『青眼龍轟臨』から「青眼の白龍」をピックした場合、『ドラゴニック・レギオン』から「青眼の白龍」をピックできず、自由枠としても採用できない。)
・24/01/01時点の禁止カードは選出枠であれば採用可能。自由枠には採用できない。

要はストラク3箱の収録カード(禁止カードOK)からメインほぼ均等に35枚EX10枚とメインEX各5枚使える自由枠でハイランダー構築を組めっていうルールですね。

メインデッキは各デッキからの採用枚数をほぼ一律にする必要があります。
また自由枠が5枠しかないハイランダー構築なので、選出枠とシナジーのない自由枠を基盤にするのもかなり難しいです。

新しめのデッキは原則カードパワーが高いですし、古のデッキは強力な禁止カードを採用できる形になります。
古くも新しくもない中途半端なデッキはどうなんだって?察してください

3.抽選結果と構築の方向性

自分は以下の3デッキを獲得しました。

ストラクチャーデッキR - ウォリアーズ・ストライク -(以下「戦士R」)

《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》が表紙を飾る、結局デュアルのデッキなのかそうじゃないのかわからない戦士族デッキです。

《ゴフェニ》の単体性能が高いこのデッキを引けたのは良かったのですが、基盤にできるかは疑問でした。

いつものように《イゾルデ》を基盤に据えるにはかなり自由枠を持っていかれますし、デュアルを基盤にするには正直不安が残ります。

ストラクチャーデッキ - マスター・リンク -(以下「マスターリンク」)

《シューティングコード・トーカー》が表紙を飾る、Playmakerのカードを中心としたサイバース族デッキです。

SSしやすいサイバース族モンスターが複数存在するほか汎用魔法罠もそれなりに充実しており、《マイクロ・コーダー》や《サイバネット・コンフリクト》など環境レベルでの採用実績もあるカードも収録されています。

ただしサイバース族の強さの柱となるEXが少し心もとありません。
《コード・トーカー》と《トークバック・ランサー》は【展開型コード・トーカー】での実績もあり優秀なんですが、《シューティングコード》は弱いですし、《エルフェーズ》はソリティア以外で見たことがありませんでした。そもそもなんでEX4枚しかないの???????

STARTER DECK 2014(以下「スターター2014」)

《星読みの魔術師》が表紙を飾る、P召喚させる気がさらさらないことで有名な9期最初のスターターデッキです。
スターターデッキなだけあって汎用に恵まれており、全体除去や魔法罠除去、発動無効、ドロソなど非常に優秀ですね。ただ当然ながら基盤にはなりません。

初見では強化パックの存在に気付いていなかったとはいえ「この箱弱すぎない?」とTwitterで嘆いていたのですが、後で全ストラクを精査すると普通に強い箱でした。安易な嘆きはよくない。

各部員の抽選結果

自分がデッキを組んだ時点では以下の抽選結果が確認できていました。

意外と被りが多い

明らかにじょ~か-さんとまぐまんさんがヤバい引きをしていることを確認し警戒しました。逆の意味でヤバそうな人もいました。

また、《ミラフォ》や《強制転移》が入った箱がそれなりに存在するため、攻撃する際に1体守備表示で残す、強力なモンスターを立てる際は横に1体追加で置いておくなど、ケアも頭に入れてプレイすることにします。

3.構築の方向性

3つのプランの検討

自分の引いたデッキを確認したところで、デッキをどういう方向性にするか、もとい自由枠をどう使うかを考えました。
知り合いからのアドバイスも貰いつつ、想定したプランは以下の3つです。

①マスターリンクを基盤とし、汎用サイバースをピックして【コード・トーカー】風に構築する。
②戦士Rを基盤とし、【デュアル】として構築する。
③戦士Rの戦士族と自由枠で《イゾルデ》基盤を構築する。

まず②を切りました。デュアルでゆっくり戦って勝てるほど甘くない対面が多そうだったためです。

現代デュアルといえば《デュアル・アブレーション》が強力ですが、サーチ手段が《重起士道-ゴルドナイト》程度しかなく、また通常環境よりバック除去が多くなりそうで厳しいと判断しました。

強そうな対面を考えると①にして制圧したかったのですが、サイバースに寄せて制圧するプランはEXデッキ5枠だけでは恐らく厳しい上、戦士Rのカードが浮きそうなのが懸念点でした。

したがって、③の戦士基盤を検討することとなります。

戦士基盤で何を目指すか

この時点で《イゾルデ》《チューン・ナイト》《リナルド》の採用は確定しました。
《エクスパラディン》1枚から《イゾルデ》を作ることで、《リナルド》の回収先と次ターン用の《ゴフェニ》を抱えられるという判断ですね。

問題は《イゾルデ》からどう展開するかです。
通常構築であればイグナイトを絡めるなどして何でもできますが、今回は自由枠が5枠しかないためそうもいきません。そもそもイゾルデを作るためのカードで自由枠は圧迫されます。どうするか。

ここで着目したのがマスターリンクのサイバース族です。

召喚権を使わずにリンク値1になるサイバース族が複数枚存在しています。
したがって、《イゾルデ》+サイバース1体という盤面は比較的作りやすいと言えます。

そして、マスターリンクのEXデッキには効果モンスター2体で作れるサイバース族リンク2の《コード・トーカー》がいます。

ということで気付きを得ます。
これ、《イゾルデ》で《コード・トーカー》を作った上でサイバース1体と《ヒートソウル》を作ればいいのでは?

戦士Rと自由枠をベースに《イゾルデ》を作り、《ゴフェニ》を抱えつつ《デュランダル》をコストに《リナルド》をSSし、回収した《デュランダル》で《ローラン》をサーチ。

2体を《コード・トーカー》に変換し、マスターリンクのサイバース1体と《ヒートソウル》を作り毎ターン1ドロー。
こうしてドローしたスターター2014の汎用魔法罠を妨害として伏せる。
手札には《ヒートソウル》の戦闘補助兼後続となる《ローラン》とパワカの《ゴフェニ》。

なんかストラク同士によくわからんシナジーが生まれてすごくデッキっぽくなりました。すごい。(小並感)

他のストラク基盤と比較すると決して強力な布陣を敷けるわけではありませんが、《イゾルデ》あるいは《ヒートソウル》が高確率で成立し、汎用魔法罠も充実しているため、このミッドレンジの方向性で構築することに決めました。

4.採用カード解説

構築

最終的に使用した構築は以下の通りです。

戦士R(12枚)

ゴッドフェニックス・ギア・フリード
このデッキの切り札です。
主に《イゾルデ》でコストを用意しつつサーチし、アタッカー兼妨害として使用します。
自身の効果以外にも《チューン・ナイト》や《焔聖騎士-ローラン》、普通の装備魔法でコストを用意できるため、素引きした場合は先行で立てることも想定しています。

業火の重騎士
唯一採用したデュアルです。
破壊しても継続的に墓地から湧いてくるモンスターを止める手段が欲しかったことや、対象耐性持ちの対策札として採用しました。
デュアルゆえに普通に使うと即効性がないですが、《エクスパラディン》で装備して自爆特攻することでデュアル状態で着地させる、相手エンドに蘇生して自ターンでデュアルする、《ラプテノスの超魔剣》で即デュアルする、などの方法で実用的になります。

実際本番でもズミくんの《ダークロウ》を消し飛ばしてくれました。有能。

バルキリー・ナイト
《ゴフェニ》再利用マンその1。
《イゾルデ》の着地が基本プランの1つであるため、《リナルド》のSS条件を満たせる炎戦士というだけでも優秀です。
蘇生対象は《ゴフェニ》しかいませんが《ゴフェニ》を釣れたら強いですし、打点も高めなので悪くないですね。

蒼炎の剣士
《ゴフェニ》再利用マンその2。
打点上昇効果は自分を上げてくれーってなりがちでした。
上級戦士が《ゴフェニ》しかいないこのデッキにおいては《バルキリー》より蘇生効果の発動条件や制限が緩く、《リナルド》や《エクス》を釣れるのが優秀ですね。

昇華騎士-エクスパラディン
毎度おなじみイゾルデ製造機。
今回は先述の通り《業火の重騎士》の着地補助としての役割も担っています。隠された効果(本来の運用方法)だ…!

増殖するG
唯一選出枠で採用できた手札誘発。
主にじょ~かーさんとまぐまんさんが使用するであろう先行ブン回りデッキへの対策として、また他対面でも最低限《成金ゴブリン》にはなるだろう、ということで採用しました。
とはいえGで引いた先で耐える札が存在しないためあまり信頼はしていませんでした。
実戦で一度も引けなかったのでカスです

焔聖騎士-ローラン
打点補助と後続確保を兼ねる有能カード。
《ヒートソウル》の打点補助や《ゴフェニ》のコスト調達に使用でき、またシンプルにコンバットトリックに使えるも強力です。
墓地効果で《ゴフェニ》や《エクス》に触れるのも強いですね。

増援
説明いる?

クロス・オーバー
対象を取るとはいえ破壊以外の除去は貴重なので採用。
《サクリファイス》と同じく、処理時に対象の戦士が不在でも対象は破壊されるのが優秀ですね。

武装鍛錬
ドロソその1。
②効果によるドローがメインですが、①効果で《『焔聖剣-デュランダル』》をサーチして初動とするプランも想定して採用しました。
ただ対面が早いと使っている暇がなく、ドロー効果もギミックが回っている前提であるため、今思うと微妙かもしれません。

ラプテノスの超魔剣
装備魔法その1。
②効果で即デュアルができるだけでなく、純粋に①効果の対象耐性付与や戦闘破壊耐性付与が優秀です。
シンプルにモンスターを1体召喚してリンクに繋げられるだけでも有能ですね。

パラレル・ツイスター
汎用除去札として採用。
本番ではこのカードで《天球の聖刻印》を起動させずに除去することができ、まぐまんさんに勝利を収めることができました。

マスターリンク(12枚)

コード・ラジエーター
手札リンクその1。
後手であれば打点0効果も強力ですね。
星4であるため《マイクロ・コーダー》でサーチもできます。

ランチャー・コマンダー
サイバース族でありながらモンスターの除去が行えるということで採用。こちらも《コーダー》でサーチできます。
ただ除去効果は一度も使わなかったため、《スワップ・リースト》の方が優秀だった説は否めません。

バックアップ・セクレタリー
SSサイバースその1。
星3のため《トークバック》にはなれませんが、SS条件の緩さがピカイチです。

サイバース・コンバーター
SSサイバースその2。
SS条件は《セクレタリー》より重いですが、自身が星2であることと②効果により《トークバック・ランサー》を起動しやすいのが特長です。

リンク・インフライヤー
SSサイバースその3。
リンク先を要求するため《メイジ》を立てる際には使いにくいですが、星2であるため《トークバック》の素材になることや、《イゾルデ》のリンク先にSSして高リンクに繋げられる点を評価しています。

プロフィビット・スネーク
対象耐性持ちの除去や《ヒートソウル》の保護を期待して採用しました。
星2であるため《トークバック》の素材にもなり、墓地効果でリソースにもなります。
《デバッガー》で触れるのも評価ポイントですね。

マイクロ・コーダー
手札リンクその2。
闇属性であるため《コード・トーカー》と合わせて《ヒートソウル》を作ることはできませんが、最強クラスの妨害である《サイバネット・コンフリクト》をサーチできるのが優秀です。
星4サイバースもサーチできることは忘れないようにしたいですね。

ワンタイム・パスコード
SSサイバースその4。
盤面が空でも使えるのが他のSSサイバースにはないメリットで、装備対象を要求する《デュランダル》を初動にできたりします。
ステータスも攻守2000と地味に高く、特に《超魔剣》で即縦にできると本当に気持ちいいです。攻守2000なので実質幻煌龍トークン。

サイバネット・コンフリクト
最強クラスのカウンター罠。
サイバースギミックにアクセスできなくても《コード・トーカー》さえ作れればアクティブになるのが良いですね。

タイフーン
魔法罠除去その1。
表側しか割れませんが、まぐまんさんの《竜の渓谷》、リゲルさんの《魔法族の里》、じょ~かーさんの《影依の偽典》辺りを仮想敵として採用しています。

戦線復帰
汎用蘇生札その1。
守備表示固定のためリンクモンスターは蘇生できませんが、《ゴフェニ》《重騎士》《リナルド》辺りの蘇生を想定して採用しています。

ブレイクスルー・スキル
展開を途中で止められる妨害札として採用。
これを選出枠で積めるのは意外と貴重そうです。

スターター2014(11枚)

ブラック・ホール
全体除去。
自分の場も破壊されてしまいますが、《チューン・ナイト》で破壊耐性を付ければ耐えたりもできます。

ライトニング・ボルテックス
手札コストが重く、ほぼ劣化《サンボル》。
でも本番これをクリティカルに喰らって負けたしつよい。


死者転生
かなり採用を悩んだ枠ですが、《ゴフェニ》や《エクス》の再利用は強いので採用。

サイクロン
魔法罠除去その2。
癖がなく扱いやすいしまぁ積むよね。

補給部隊
ドロソその2。
早い対面には間に合わないですが、ゆっくりしたゲームに持ち込めればアドを何度も稼いで勝利に近づくことができます。

デーモンの斧
装備魔法その2。
打点1000アップにより《ネフィリム》や《ミドラーシュ》を超えやすいことを評価しています。

聖なるバリア-ミラー・フォース-
つよい。

サンダー・ブレイク
手札コスト要求とはいえ使いやすい除去妨害なので採用。
《ブレスル》同様相手の展開中にフリチェで妨害できる札は貴重です。

砂塵の大竜巻
魔法罠除去その3。
相手ターンに《ヒートソウル》で引いた罠を即セットできるのがちょっとおしゃれです。

リビングデッドの呼び声
汎用蘇生札その2。
魔法罠除去には弱いですが、《戦線復帰》とは違って《ヒートソウル》などのリンクモンスターも蘇生できるのが強みですね。

マジック・ジャマー
ルール上強力な魔法カードが多いと踏んで採用。
本戦では想定通りシゲくんの《強奪》を止めることができましたが、直後に《強制転移》ケアで置いておいた《チューン・ナイト》装備《イゾルデ》を《強制脱出装置》で除去され、《強制転移》で《ゴフェニ》を奪われました。完ケアされてワロタ

自由枠(5枚)

レディ・デバッガー
サイバースギミックの補強として採用。
単体でも《セクレタリー》をサーチして《メイジ》経由で《ヒートソウル》、追加でサイバースがもう1枚あれば《コーダー》をサーチして《コンフリクト》を構えるか《プロスネ》を抱えて戦闘補助と、1枚で様々な択を取れるのが優秀です。

焔聖騎士-リナルド
イゾルデ基盤の補強として採用。
イゾルデのリクルートのパワーを上げるためにはやはり積みたいかなと思います。SS効果によりイゾルデの素材にすることも多いですね。
デッキに複数採用している蘇生札で蘇生することで面を残しつつ《ゴフェニ》を回収できるのも優秀です。

除外状態のカードを拾えるのも優秀で、自身の効果で除外された《バルキリー》や《蒼炎》、《ゴフェニ》のコストにした《チューン》や《ローラン》を再利用することもできますね。

チューン・ナイト
《エクス》1枚から《イゾルデ》を成立させるために採用。
もちろんユニオンにより自分のモンスターに戦闘破壊耐性を付けられるのもおいしい。
このネズミ、地味ながら本当に優秀なんですよね。イグナイトだと単体で記事1本書けるレベルの性能。

キリビ・レディ
イゾルデ1枚からの展開力増強兼初動率改善のため採用。
《イゾルデ》からリンク4を作ったり、戦士+《デュランダル》で《イゾルデ》を作れたりと、自由枠を割くだけの価値があると判断しました。

EXデッキ(マスターリンク4枚)

シューティングコード・トーカー
正直あんまり強くない看板モンスター。
しかし、「《コード・トーカー》+《コーダー》で作れるリンク3「コード・トーカー」モンスター」というだけでも十二分に価値があります。
条件こそあれど2700打点&戦闘破壊した分ドローも悪くないですね。

コード・トーカー
戦士とサイバースを結ぶリンク2。このデッキの大黒柱です。
破壊耐性もシンプルながら優秀で、《コンフリクト》を戦闘破壊や除去で踏まれにくいのがいいですね。

エルフェーズ
サイバースソリティアだとたまに見る人。
このデッキ楽しいので結構一人回ししたんですけど、このカードは一度も使いませんでした。
ただでさえ使いにくいのに、何で素材にレベル縛りついとんねーん

トークバック・ランサー
【展開コード】でよくEXモンスターゾーンにいる人。
理論上は《ヒートソウル》を蘇生できるのですが、召喚条件が若干厳しくコストにサイバースも要求するため、このデッキではほとんど決まりません。
どちらかというと星2以下のサイバースを変換して《インフライヤー》のSS条件を満たす運用がメインでしたね。

EXデッキ(自由枠5枚)

ヴァレルロード・ドラゴン
《イゾルデ》から出せる詰み防止のリンク4として採用。
結局一度も使わなかったので、他のカードに差し替えても良かったかもしれません。

アクセスコード・トーカー
汎用除去兼詰み防止の高打点として採用。
こちらも使用してはいませんが、手札リンクに対応していたり《ヒートソウル》+1体で出せたりと《ヴァレロ》よりはまだ出しやすいです。

デコード・トーカー・ヒートソウル
デッキコンセプトその1。
出しやすい上に1体でかなりアドを稼いでくれます。
打点上昇効果で3000打点を突破したり、変身効果で《シューティング》を出して追撃したりも一応可能。
良いカードです。

スプラッシュ・メイジ
サイバース2体から《ヒートソウル》を作るマン。
仮組み段階では積んでいなかったのですが、一人回しでサイバース2体は並ぶが何も起きないみたいな初手が渋すぎて流石に採用しました。
最終的には《イゾルデ》と同等かそれ以上に使用したため、やはり積んでよかったですね。

聖騎士の追想 イゾルデ
デッキコンセプトその2。
着地すれば次のターンの《ゴフェニ》が確定するため、《ヒートソウル》と《イゾルデ》どちらか一方しか立たない場合は《イゾルデ》を優先して立てます。
デッキに装備魔法が3種あるためコストに困ることはほとんどなく、《リナルド》でリソース回収、《チューン》で破壊耐性付与、《ローラン》で後続確保など、状況に応じて様々な択が取れるのも優秀です。

5.不採用カード

妖精伝姫-シンデレラ
《エルシャドール・ネフィリム》や《エルシャドール・ミドラーシュ》の対策札。
《デーモンの斧》を装備することで2850打点になるのは悪くないというアドバイスを受け、初期案では採用していました。
しかし、魔法コストがそこそこ重い、装備カードがエンドに剥がれる、魔法使い族であるため他のカードとのシナジーが薄い、サーチが利かずご都合がすぎる、などを考慮し最終的には不採用に。
対策札としての役割は《増援》→《エクス》で触れる《重騎士》が担う形となりました。

虹クリボー
1ターン貰えるのは偉いんじゃないかと思いましたが、「耐えた先に何もなくね?」と言われ納得。

深すぎた墓穴
引いてから蘇生までに時間がかかりすぎることを鑑み不採用。

スワップ・リースト
星2以下のサイバースかつ1ドロー持ち。
《ヒートソウル》や《トークバック》を出せる確率が上がるため採用を検討しましたが、結局枠がなく不採用に。
《武装鍛錬》あたりを抜いて採用しても良かったかもしれません。

亡龍の戦慄-デストルドー
「ライフ半分払うけどほぼ無条件で出てくるし守備3000は固い!」と考えてましたが、対面の抽選結果を見ると普通に突破されそうだったので不採用に。

こけコッコ
SSしやすいモンスターとして初期案では採用していましたが、「こいつが欲しくなる場面そんなになくね?」となり不採用に。

サイバネット・コーデック
「《コーダー》に触れる!」ということで採用していましたが、《コーダー》に触っている=盤面にいるのは《コード・トーカー》というわけで、「《シューティング》+《コンフリ》って微妙じゃね?」となり不採用に。

玄武の召喚士
人喰いジジイ。
大真面目に採用を検討していましたが、強化パックの存在に気付いた瞬間ブラックホールに吸い込まれていきました

落とし穴
大真面目に採用を検討していましたが、強化パックの存在に気付いた瞬間底知れぬ絶望の淵へ沈んでいきました

サイバネット・マイニング
手札コストこそ必要ですが1枚で《ヒートソウル》が確定し、また《コーダー》+サイバース1体から《ヒートソウル》に繋げられる神カード。
当然採用したかったのですが、流石に他の自由枠5枚が鉄板すぎて泣く泣く不採用に。

閉ザサレシ世界ノ冥神
同じ詰み防止なら《ヴァレロ》よりこっちの方が良かった説もありそうです。

トロイメア・ユニコーン
アクセスへの繋ぎ兼汎用除去。
詰みたかったのはやまやまでしたが、《ヴァレロ》や《メイジ》に枠を譲る形で不採用にしました。

賜炎の咎姫
この記事書くまで気付かなかったけど、こいつ《ゴフェニ》や《リナルド》釣れるし自己蘇生できるし1妨害にもなるしで最強じゃん……。

6.終わりに

というわけで【イゾルデヒートソウル】の解説でした。
本番(総当たり戦)では3勝2敗で準優勝することができ、なかなか良いデッキに仕上がったのではないかと思います。

ちなみに負け試合はリゲルさんとの一進一退の攻防の末《ライボル》を喰らった試合と、今回全勝優勝したじょ~かーさんに先行で《エジル・ギュミル》+《ドラガイト》を構えられ返せなかった試合といった形でした。後者はデッキパワーが高すぎない???

デッキを作る前には思いもよらなかった謎シナジーがあり、またデッキパワーも適度に低く使いやすいため、フリー対戦用に残しておくことも検討しています。

構築にあたりアドバイスをいただいたファミさんと会長をはじめフィークCS鯖の皆さん、本当にありがとうございました🙏

それでは今回の記事はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!




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