文章術 第3章下編

5.みんな一緒

「あなた、まだプレステ持ってないの?」
「すでに10万人の方が体験してます」
「もうここらのご近所さんみんなやってますよ」

このような言葉から、やらなきゃって事ありませんでしたか?
これは社会的証明、簡単に言うと「みんながしていることは正しい」です。人は迷った時に周囲の人を観察し、同じ行動を取ろうとします。

自分だけ乗り遅れるかもという恐怖が、人を駆り立てます。

ご存知ですか?今、30代の人たち40%がすでに家を購入しています。

家を買いたいと考えてるカテゴリーの人にとってこの事実は、強い引き金になります。
もう少し強い数字が欲しいなら…

ご存知ですか?30代の人たちの75%が、家を買おうと考えています。

インパクトもかなり大きくなりますよね。
みんな一緒はお互いの距離感をぐっと縮めてくれる引き金として働きます。


6.認められたい

SNSのいいね!やリツイートが増えるとワクワクします。
これは私たちの心の中にある承認欲求が満たされるからです。
ポイントは「初めてです」「変わりました」を文章に盛り込むだけです。

上司にご飯に連れて行ってもらったとすると
「課長、昨日はお時間いただき、ありがとうございました。自分はあんなに高級なバーに行ったの、実は初めてでした。またよろしくお願いします。」
「課長のアドバイスがいただけて、仕事に対する捉え方が変わりました。また教えてください。」
太文字の部分があるとグッときませんか?
この2つの言葉は欲求に刺さります。不変のキラーフレーズなのです。


7.あなただけの

あなただけにという特別感に、数が少ない、珍しいという希少性が加わると、これはもう最強です。

「〇〇さんには先に伝えておくね(特別感)」
「まだ上司にも伝えてないの(希少性)」

こちらはあなただけにプラスして情報が「限定」されていて貴重に感じます。

人は数量限定より、情報の限定に弱い。
「プレセールのお知らせ。バーゲン開始の2日前から半額です。ただこの情報は当店での買い物が5回以上の特別なお客様にのみお知らせしております。一般のお客様には公開されておりませんので、ご内密にお願いします」

このようなセールスメールに心動いたことありませんか?ポイントは、

あったものが規制、制限されると、欲しくなる。持っていたものがなくなると、ほしくなる。

です♪

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