文章術 第1章

文章とは読まれるために書くものではない。
行動させるために書くものだ。

問題

ある売り場担当者が紙おむつ売り場にある文章を掲示したことで紙おむつよりも高価な全く別の商品の売り上げを大幅にアップさせました。その商品とはなんでしょう?

あなたも想像してみて下さい。

ヒント 掲示した文章
  『今しか見れない姿、残しませんか?』

お分かりですかね
紙おむつ売り場に陳列した商品は使い捨てカメラです。

日常に紛れてしまっている欲求に気付き、行動してしまう。「買ってください」なんてひと言も言う必要ありません。

相手の心を動かす文章が書けるようになれば、
・頼みづらいことを引き受けてもらう
・手に届きそうにないムリ目な異性をデートに
・何としても通したい企画を確実に通す

それまでゼロだった可能性が少なくても1%以上に広がります。手紙や新聞を読む機会は減ってもメールやスマホで文章に触れる機会は増えてるのではないでしょうか。文章術を身につけるかどうかはこれからの人生を左右することでしょう。

書いているけどいまいち思い通りにまとまらない。ねらいが相手に伝わらない。呼びかけているのに良い反応が返ってこない。もっと今よりプラスαが欲しい。
このような悩み、文章術を身につけることで変わることができます。

そして身につけた文章術は、あなたの一生の武器に変わります。

ありきたりな文章をサクッと名文に変える方法

名言が人の心をつかむのは常識的で当たり前のことを言ってるからです。常識的なことを当たり前の言葉で表現したところで名言にはなりません。例えば

成功者は夢を諦めない
→成功者は、餓死しそうな時でも夢を諦めない
成功のために努力を惜しむな、失敗してもあきらめるな
→成功したいなら1日18時間ひとつのことに集中しろ、失敗なんかしちゃいない。うまくいかない方法を700通り見つけただけだ

極端な言い方をするとありきたりで常識的な言い回しに、過剰で具体的な条件を表す言葉を組み込むとその文章は名言に変わるのです。

らな

心をつかむフレーズの作り方
伝えたい内容を名言風にアレンジしていくトレーニングをしていきましょう。

なぜか?という疑問を持つことが大切だ

このメッセージを名言風に仕立てるなら、あなたはどのように表現しますか?

なぜか?というか問いは、
 その答えの100倍重要だ

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