高校入学3か月で女子とお泊り その後

まりの家から朝9時に自宅に帰り、ご飯以外の時間は何も考えたくなくて寝ていた。

起きた時に過ぎる、まりと生でやってしまったこと、中だししてしまったこと。
もし、出来てしまったら何処で働こう。親には何て言おう。学校はどうしよう。起きていればいる程に不安が絶え間なく押し寄せた。

土曜日は、寝すぎてしまったせいで夜は眠れなかった。
まりからメールがきているかもしれなくて、怖くて見れていなかった携帯を見た。メールが2通着ていてまりからではなく、軽音部の晴一先輩からだった。
「昨日、まりとどうなった?」と直球過ぎる質問が着ていた。
出来るだけバレない様に隠密に行動していたつもりだけど二人で歩いているのを見られていたらしい。
晴一先輩は、軽音部に入った頃から優しく接してくれていた。
返事を困っていると電話がきた。「大丈夫?」と優しく聞かれ、晴一先輩ならと思い、包み隠さず話すことにした。まりの家に行ってお泊りしたこと、エッチしたこと、中出ししてしまったこと。全て話した。

すると晴一先輩は「まじかw」と笑っていた。
何でか分からず沈黙のままでいると、どうやらまりはかなりのビッチで複数の人と関係を持っているらしい。家で一人でいる寂しさを紛らわすため、軽音部のチャラい男ならやれると思い、学生ライブに入り浸ってはお持ち帰りしているのだとか。先輩の間では知る人ぞ知る人物で、去年から1年生が餌食になっていたのだという。

晴一先輩も関係を持った一人で「俺ら穴兄弟だなw大丈夫だよw」と優しく気遣ってくれた。

その言葉に安堵し、死んだように眠った。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?