けい

何となく、連ねたくなって文字を連ねます。呟きたくなって呟きます。誰宛てでもなく、何とな…

けい

何となく、連ねたくなって文字を連ねます。呟きたくなって呟きます。誰宛てでもなく、何となく。

最近の記事

私のコレクション

私に収集癖があるかどうか。。。 全くない訳では無い。 子供の頃、父が集めていた各国の珍しいトランプのように、真似をして近所の雑貨店でトランプを買っていたときはあった。 子供らしく、キティちゃんとか、キキララとか。私の目にはそれがキラキラしたものに見えた。 でもそれもすぐ飽きてしまい、それから好きなものを集める、というより、厳選して厳選して一つだけのお気に入りを手に入れる手法に変わった気がする。 だけどひとつだけ、集めて止まないものがある。 それはポストカード。 プレゼント

    • 読書感想文 ソウアイの星を読んで

      ソウアイの星。 相愛の星。 お互いに愛しているのに、お互いにお互いを星のように光輝いていると思っているのに、それが交わりそうで交わらない、ふたつの星。 傍から見ればじれったいけど、それが成長のためだと割り切り、離れることの出来る2人。 しかし、しっかりと心は繋がっていて、お互いを必要としていて、常に存在を感じ、尊敬し続けている。そんな一定の距離で居続けることの出来る2人。 また、主人公、琉香の中にはもう一人の人物、ルナがいて自由に意志を持ち、自立している。琉香の気持ちは、ル

      • 同時にできないこと

        今日、車で愛犬のトリミングをお願いしているショップに向かっていた時のこと。 運転しながらふと、別のことが浮かんだ。 愛犬をショップに預けているあいだ、ナフコに行こう。 ナフコに行ったら、来週予約しているお漬物教室に必要な漬け物樽、ビニールがいるんだったな。探さなきゃ。 そうそう。ナフコに行ったら、仕事先ですぐ取れて困っているスナップボタンを修繕できないか、その道具があるかを見てみよう。 ほんの何秒かで2つことが浮かぶ。 すると。。。? あれ?やってしまった。私はどこに向か

        • 自分と対峙する

          めぐみティコさんのnoteを読んだ。 感想文を書くのではなく、そこから自分と対峙してしまった出来事を書くことを、最初に謝罪させていただきます。 身を削って完成されたエッセイ。 覚悟を持ってnoteの世界に放たれたエッセイ。 ティコさんの魂を感じた。 ここでそう仰っていた。 めぐみティコさんの産み出す文章が好きで、勝手に拝読させていただいていた、ただの読者である私がここで出すのもおこがましいけれど、ティコさんは何も欠けてないと確信している。 まさしく"みせつけられた"一人

        私のコレクション

          油粘土がくさかった話

          幼稚園、小学校に通っていた頃、お道具箱のそばにはいつも油粘土があった。 雨が降る今のような季節、教室で暴れてケガをすることのないように、先生は本を読みましょう、粘土遊びをしましょうなどと口にしていたことを思い出す。 粘土を丸めてお団子を作る友達。 猫を作る友達。 図書室に行って本を読む友達。 私は何をして過ごしていたのだろう? 何となく、みんなが何をしているのか眺めていたような気がする。 誘われれば、誘われるままに図書室に行ったり、粘土を出していた気がする。 自分の意思

          油粘土がくさかった話

          ちょっと待ってね

          私の仕事先は大手チェーン店の牛丼屋。 毎日色んなお客様が来る。 今日の午後3時頃、親子と思われるお客様が来た。 子の方がもう退職して家にいるんだろうな、というぐらいの方だったので、おそらく70歳ぐらい。なので親はきっと90歳ちかいのではないかな、と思う。 今CMで流れている、うな丼を食べにこられていた。 私の働いている店舗は高齢化の進む町にある。なので、うなぎはこの高齢化の客層にはたいそうウケがいい。毎年うなぎが販売される時を今か今かと待っているお客様も少なくない。 時

          ちょっと待ってね

          一番好きな絵本

          「かたあしだちようのエルフ」 ~感動すると涙がでてくることを 教えてくれた絵本~ 私の実家には絵本がたくさんあった。 わが子のためではなく、デザインを仕事としていた父が、趣味で集めた絵本たち。 大事に大事に扱わなければならない絵本たち。 そっと見て、元に戻すなら見ることを許してくれる絵本たち。 でも、母が夜寝る前にも読んでくれる絵本たち

          一番好きな絵本

          彼女の一周忌を迎えて

          1年前の昨日、 彼女は空を飛んだ。 家族の元を離れる時、 彼女は何を考えたのだろう。 大好きだよ。 でもさようなら、そう思ったのだろうか。 家族が迎えに行った時、 悲しみの中にも母親には、 彼女がホッとした表情をしているように見えたそうだ。 それが辛いの、 そう話していた彼女の母親である、私の友達。 そう。 友達の娘が亡くなった。 その知らせを受けた時から、 私はずっと旅をしているようだった。 現実でないどこか。 心はすぐに、そのどこかに飛んでいた。 どうして彼

          彼女の一周忌を迎えて

          ひとひら

          私の好きな今井美樹さんの歌 胸を掻きむしって心を捨てたいと思った時 この歌を聴いて崩れたことがあった 捨ててしまいたいと思っていた 消えてしまいたいと思っていた 捨ててしまえたら 消えてしまえたら 楽になるかもしれない そんなことばかりが頭をよぎっていたとき この歌を聴いて崩れて どこか自分にほっとして どうしようもない自分を認めて 自分自身を 自分の心を抱きしめた そんな時があった 昨日 ふとこの曲が流れてきた時に 胸の痛みと一緒に思い出す 私の中の、どこかで

          ひとひら

          想像するのが好きだという話

          私はごく一般のサラリーマンの家庭に育った。 進学に私立の大学は断念させられたが、生活に困ることまではなかったと思う。 でも、どうしてもあれが欲しい、これが欲しい、とは言えない、子供ながらに親にも気を使っていたのを覚えている。 友達の家に行くと、色んな可愛いおもちゃや文房具、家具などがあった。うちには無い、とても羨ましくなるソレがあった。 でも、親に欲しいなどど言ったことはなかった。 言えない代わりにすることは、想像すること。 私がソレをもっていたら… ここに置いて…

          想像するのが好きだという話

          ジェイ!強くあれ!:読書感想文

          『ママたちが言った』を読んで ある本を目当てに図書館に行き、ふと目に入った1冊の絵本に心を奪われた、今日。 元気いっぱい、愛されて愛されて育ったジェイ。 背が1cm伸びるごとに悲しそうな顔をするママ。 この時までは、子供の成長がうれしくもあり、寂しくもある、私と似たような気持ちかな、と思っていた。 いや、違う! それだけでは無い、全然違う理由がジェイの家族には、、、いえ、アフリカ系アメリカ人として産まれた全ての方々に重くのしかかる現実がそこにはあった。 何も悪いこ

          ジェイ!強くあれ!:読書感想文

          彼の青春の一部

          テルテルてる子さんの企画に参加します。 noteの中で何かに参加する、なんて初めてです! (/ω\*)きゃー。 ごめんなさい。 https://note.com/20210708_rainy/n/ne586d2d9c43f 同窓会って何かあるよね。 いつも。 これは教え子が30歳になった時の同窓会。 呼ばれて行った。 久しぶりの正式(?)な場だったので、一張羅を着た。 会場に入ったとたん、男の子達(と言っても30歳)に囲まれ 「先生、あの頃は言うこと聞かなくてゴメン

          彼の青春の一部

          中国語の彼女

          近くの小学校のボランティアに行く。 絵本の読み聞かせのことは先日書かせていただきましたが、 今日は別のボランティア。名前は何と言うのだろう? 外国からこられた転入生の補助、的な。 言葉が通じないから、教室に座っているのも大変。それでボランティアさんに来てもらって簡単に通訳したり、次はこれだよ、ってノートの指示をしたり、授業についていけないから別の内容をそこでしたり。 多いのは日本語のお勉強。ひらがな、カタカナ、物の名前、色の名前。 そして算数。グラフの見方や計算。 そん

          中国語の彼女

          結局、ひと。

          仕事をしていると思うことがある。 この仕事、好き?自分に合ってる?やり甲斐ある?やりたかった仕事?これからも続けられる? そんなこと。 私の今の仕事はどうなのだろう。 私の職場は大手牛丼チェーン店。忙しい。 走り回るのは、はっきり言って好き。そこは合っていると思う。お料理も好きなので、お肉を炊いて、牛丼を盛って…という仕事も合っているとも思う。 だけど、やり甲斐? え? 毎日一生懸命やってはいるけど、どうなのだろう。 やりたかった仕事でも何でもない。 今の仕事を選んだの

          結局、ひと。

          Spotifyにハマって

          1年弱前からテレビをあまり見たくなくなって、音楽を聴くことが多くなり、Spotifyをインストールしました ニュースが怖いんです 今までは社会の現実を知るために見なきゃ、なんて思って見ていたのだけど、戦争のこと、事件のことなど見るのが怖くなってしまいました 涙がでてきたり、ドキドキが止まらなくなったり たぶんあまりに共感してしまうのだと思います それでSpotifyをインストールしました 初めてのサブスクです 節約するのが好きな私にとっては、かなりの冒険 いくつか好き

          Spotifyにハマって

          「外の私」と「中の私」

          今週のお休みは今日で終わり。 ファストフードの牛丼チェーン店で働く私は、土日特に忙しく走り回っている どんなに入客が多くなり、内心焦りまくっても、どうにかお店を回してやろう!と毎週必死になる 土日頑張っている人に、なるべく月、火曜日のお休みをあげたいと思っているチーフは、最近私にそのお休みをくれる つまり、火曜日の今日は、私の中では世間の日曜日 朝からうだうだと起き出し、洗濯機を回しながらTVerで再放送の「凪のお暇」の第1話を観て、我に返る いやいや、これではいけない

          「外の私」と「中の私」