そう、これが執着です。



今まで遠い彼方にあると思っていた死は
思いのほか近いところにある。

いよいよ間近にそれが迫っている気がした。

私はそろそろ、本当に、覚悟を決めなければいけないのかもしれない。

先延ばしにしていたその問題の答えを

マジに探さなきゃいけない

この肉体にある時間は限られていて
こういう形で、今、考えていることを残すことも限られている

本当にやりたい事は何なのか、最近ずっと考えていて、

今朝はっと気づいたことがあった。

いや、はっと気づいたと言うより、ずっと考えて、熟慮していたから

それを確信したのかな・・・

やっぱり、この生で学んだことを誰かに伝えたい。

そういう気持ちがあるのは真実
私の中にあるそれが執着
生きている証
この体を使っている証だ

それをやらないうちに死ぬわけにいかない

そう思った。

でも、もしも今、自分の命が終わるとしたら

こんなにいろんなものを持っていたら君が困るだろうと思い、ものを捨てなければと思った。

それで、一番めんどくさそうな引き出しを開ける。

その中から最もめんどくさいものが出てきて、それを読む。

あーごめん、やっぱり捨てられない。
申し訳ないけどこれは私の棺桶に一緒に入れて燃やして・・・
そう思った。

それを読んで、ことさらに
限られた時間の中で、やらなきゃいけないことがあることを再認識する。

でも、こうやって声に出して話したり、
書いたりすると
どんどんそこから離れていくような気がする

どうしたらちゃんと伝えることができるのか


わからない
仕方ないね
これが執着だ

だけどね、
愛と執着について

私が経験したことを
どうしても伝えておきたい

私はそれを探求するために
それをこの体で感じて
よくわかるために
生まれてきたような気がしている

だから
これをしないまま死ぬわけにはいかない

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