見出し画像

逃げ恥・みくり が幸せをつかめた理由

”逃げるは恥だが役に立つ” DVD化されましたね〜\(^o^)/ 

過去遡ること10年ほどTVがない生活を送ってましたが、最近は映画でもドラマでもネット配信があるので、バングラデシュにいると結構、観ています。で、星野源さん大好きな友人Aちゃんの影響で少し前に「逃げ恥」にハマりました。ドラマを観ながらずっと考えていたことがあるので、それをコラムにしました。逃げ恥・みくりが幸せを掴めた理由です。

まずはSTORYです↓

職ナシ彼氏ナシの主人公・森山みくりが、恋愛経験の無い独身サラリーマン・津崎平匡と、あることがきっかけで 「仕事としての結婚」 をすることに。

夫=雇用主、妻=従業員の雇用関係で恋愛感情を持たないはずが、同じ屋根の下で暮らすうち、徐々にお互いを意識し出す妄想女子とウブ男… はたして契約結婚の行方は !?

新しい 「結婚」 の形、そして 「仕事」 について考えさせられるとともに、個性豊かな登場人物たちとの人間関係も交え、笑って泣いてキュンとする社会派ラブコメディで見る人に元気をお届けします !

ところで、何から逃げてるの?

タイトルの「逃げるは恥だが役に立つ」ですが、もともとハンガリーのことわざだそうで、「恥ずかしい逃げ方だったとしても生き抜くことが大切」という意味だそうです。

この番組を観ながら「みんな、何から逃げているのか?」「逃げて生き抜いたからって、一体どうなるのだろう?」ってずっと考えていました。

わたしの見解は…

・主人公のみくりちゃんは、「就職(活動)」から逃げて、結婚を装うことで、「自分がしたいこと」を見失っていた。
・津崎さんは、「恋愛(結婚)」から逃げて、プロの独身を貫くことで、パートナーを得ることを完全に諦めていた。
・みくりの叔母のゆりちゃんは「異性」から逃げて、仕事人間になることで、誰かに頼ることを忘れてしまった。
・イケメン風見さんは「真剣なお付き合い」から逃げて、遊びのお付き合いをすることで、信頼のある深い人間関係を築いてこなかった。

こうやって、みんな何かから逃げつつも「幸せそう」に生きています

皆さんは近いパターンはありますか?もしくは別のパターン?

わたしは何から逃げてきたんだろう ?

それで わたしも今まで何から逃げて来たことがあったか?って考えました。生活スタイルは、人から見たらハチャメチャかもしれない(バングラ-日本間でホームなし!とか、スーツケース2つの生活とか)。けれど、わたしはわたしの生活スタイルが好きだし、わたしの進むべき道に進んできた!と思っていました。

ところが、春からオリジナル商品を売り出すことを決めたのですが、どういうものを作りたいのか?考えても、自分の中に”作りたいもの”が見えてこないのです。(*わたしはレザー製品をバングラデシュで作っています)

それで、なんでかな?って、今までの自分を振り返ってみると…「興味のある分野」且つ「ニーズがある仕事(=誰かからの依頼)」をしてきたな、ということが分かりました。でも「クライアント」が満足したら、わたしのお役目はなくなった、といつも感じて、新しい「ニーズ」を探しまわります。新しいニーズを得るために、その場から物理的にいなくなる。

逃げた結果、どんな宝物を得た?

別に逃げてもいい、と思うんです。逃げて役に立つことがあるから。

みくりちゃんは、”就職活動”から逃げてたら、パートナーとなる津崎に出会った、でしょ?

わたしは「自分自身が役目を終えた場所」から逃げまくった。会社での役目はなくなったと思ったから逃げたら(退職したら)、ユヌス先生と出会った。フリーランスになってから、日本の仕事もしたけれど、もうこのお役目終わったな、と思ってバングラデシュに逃げた。

次々と逃げて来た自分だったからこそ、ユヌス先生やバングラデシュは出会えた宝物です。だから逃げてわたしの人生に役に立ったんです。バングラデシュとユヌス先生に出会えなければ、今のわたしはなかったから。

逃げたあとに向かい合うべきことは何か?

でも、わたしは”自分の正しいと思うことにチャレンジすること” ”自分が生み出すこと”から逃げていました。

”逃げグセのわたし”は誰かのニーズが満たせたら、それで自分も満足だから「新しい作戦を練って次の企画を作ろう!」とか「もっと良くなるにはどうしたらいいだろうか?」とか、そういう思考にはならない。なので「わたしはコレを生み出しました!」っていう納得感はいつもなかった。クライアントが満足なら、それでいいか。っていう気分です。

さて、レザーの新製品の話に戻ります。それで、この間まではよかったんです。でも、ユヌス先生やバングラデシュという宝物に出会って、”自分の正しいと思うことにチャレンジすること” ”自分が生み出すこと”をしてみたくなった。そしたら、やりたいことのはずなのに、こりゃまた産みの苦しみ。逃げたい、けど逃げちゃいけない踏ん張りどころ(笑)。

これが自分のベストを出し尽くす。これが、わたしの今、逃げちゃいけないこと、なのです。

大事なのは「逃げた後」に自分が求めていること

長くなったので、まとめ(笑)。

みくりちゃんは「就職(活動)」から逃げて、仕事を得るための結婚を装うことで「自分がしたいこと」を見失っていた。それでも逃げた先に出会った宝物・津崎さんと向き合っていくうちに自分が「どう仕事と向き合うのか」も見つかっていきました。

わたしは「自分が本当に正しいと思うことを追いかける」ことから逃げて「誰かの役に立つ」ことに満足して、自分を納得させていた。そして、出会ったバングラデシュやユヌス先生など自分にとって他には変えられないものと向き合っていると思ううちに、レザーという仕事にたどり着き「自分が本当に正しいと思ったことにチャレンジをする」自分が思ったことを思った通りに表現していくためにベストを尽くすこと」ことから逃げない。それで自己表現の道を少しずつ切り開いているところです。

さて、皆さんはいかがでしょう?

「逃げグセ」を治療するセルフトーク

・いつも逃げていることはありますか?
(普段は意識もしていないようなところに逃げ経験があるかもしれません。何度も同じパターンを体験していることにヒントがあるかもしれません)

・どうして、逃げるのですか?

・逃げて、どんな宝物を得られましたか?何か役に立ったことはありますか?

・何度も逃げて来たけれど、もう逃げるのをやめたい!と思ったことはありますか?それはどんな理由ですか?

・逃げるのをやめて、本当はどうしたい、と思っていますか?

・準備が整ったら”幸せから逃げる癖”をやめましょう。

いつでも逃げていいし、準備ができたら向き合えばいいから、焦らず行きましょ。わたしの”逃げグセ経験”が、皆さんのお役に立ちますように(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?