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思い出深き試合

今日は、高校2年生の全国大会(ウインターカップ)、3位決定戦について振り返ろうと思う。確か、4Qが始まってすぐに17点差、そこから残り9.6秒で逆転して、全国大会を勝利して締め括ることができた。これまでバスケット人生で多くの試合を戦ってきたけど、大逆転という試合はそんなに経験できるもんじゃない。そういう意味で、学びの多い試合だった。

1.諦めないということ

バスケットボール漫画で人気のスラムダンク。安西監督な有名な台詞がある。
「諦めたらそこで試合終了ですよ」
意味を説明するまでもなく、バスケットを知らない方でも使っているのを耳にする。言うのは易し行うは難し、スポーツの世界では、制限(時間)があるし、体力も精神もギリギリの状態で「諦めない」精神を捨てないということは、極めて難しい。

2.平常心でいること

この試合は、残り9.6秒でフリースローを2本獲得し、2本とも成功。この2点が決勝点となり、大逆転勝利となっている。フリースローは、物理的には誰にも邪魔されないが、自身の精神の安定が大きく関係する。

この2本のフリースローを成功させることができたのは、母の教えだと思っている。
フリースローを獲得したら「俺で良かった」と考えなさい。いつそのような言葉をかけてもらったか覚えてもいないが、フリースローを獲得した時に「外しらたどうしよう」という邪念を捨てるために非常に効果的で、ずっとそうするように心がけていた。

この時も同じく「俺で良かった」と思えたのが、シュート成功の要因だと思っている。
正直このフリースローはシュートが上手・下手の話ではなく、精神が9割ぐらい左右するものだって振り返って思う。

この試合は、https://youtu.be/hj_F5FMrs0A YouTubeでハイライトがあります。(編集でスラムダンクの歌が挿入されてます)
フルでの試合がYoutubeで見られないのが残念ですが、、、
若き日の私の様子が見れます。(もう10年前)笑

余裕があったなんて口が裂けても言えないし、緊張を感じることすらできないくらい余裕がなかったです。(この試合は、5日間連続5試合目の残り数秒で、逆転するためにひたすらコートを駆け回っており、体力もギリギリ、メンタルもギリギリの状態です。)→動画を見てもらえば分かりますが、顔面真っ白です。

あ~懐かしい。
今はずっとバスケットが出来ない状況が続いてますが、諦めないでコロナの収束を願い、平常心で毎日生きていきたいなぁと思います。

皆さんに幸あれ。


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