遠い海の向こうで戦争が始まっていることが苦しくて仕方ない。
第二次世界大戦もしらないし、朝鮮戦争も知らないが、物心ついてからいつも、どこかで戦争や紛争があった。小学生の頃、家の前の大学でデモがあったのも覚えている。
しかし、いつも戦争はどこかの話だという感覚があって、正直に吐露すれば、戦争にリアリティを感じることもなければ、心を痛めることもなかった。
いよいろアラカンとなり、年をとったからだろうか、それともSNSの進展、ウェブで能動的に情報が得られるようになったからだろうか、大国ロシアが直接軍事行動しているからかもしれないし、第三次世界大戦、核戦争が間近になっているからかもしれない。
このウクライナ紛争、戦争は精神的な重圧がすごい。あまりに辛すぎて精神的なバランスを崩してしまいそうだ。人が秘めている狂気、殺意、怒り。
「こんなことが起きるのか」。漫画や小説、映画でしか見たことのないことが起きている。そんななか、普通に仕事していたり、買い物に行ったりできることが不思議な気がしてくる。僕はこの事態の収束のためになにができるのか。それを考える時だけが、正気でいられる気がする。
なにかしたい。
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