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仕事の記録 ヤマハPA導入事例、「STAGEPAS 1K mkII」田辺 大蔵 様(演歌歌手) / ディナーショー / 東京

私の仕事ではめったにないパターンだが、演歌歌手の方のディナーショーに音響機器の導入事例の仕事でうかがった。
わりとインディーズ的というか、自分でなんでもされる方で、PAのこともよくご存じだし、ワンマンオペレーションもされているということだった。

それにしても演歌の方は歌のスキルが素晴らしい。だから、誰もが知っているような曲のカバーをやってもすばらしいし、田辺さんは浪曲のような語りのものもあって、そのストーリーテリングも素晴らしくグイグイひっぱられた。

そして五木ひろしさんもそうだが、結構楽器もできる。田辺さんはドラムがかなりいけるようだったが、今回はギターを弾かれていた。
バンド出身の俺としては、なんか、うたなんて下手でいい、思いが伝われば、とか、なんなら下手の方がカッコイイ、ディランみたいで、とか言いがちだが、演歌の方々の圧倒的な歌唱力を間近で味わうと、まぁ、それはそれはすごいものだ。

ちなみにレストランぐらいの広さであれば、「STAGEPAS 1K mkII」だけで十分、プロのレベルの音響になる。音響機器がないからライブはできない、と思っているお店の方には、ぜい読んでいただきたい。これ1台買って、小さな車かって、自分で小規模専門のPA屋さんを始めたいぐらいだ。老後の仕事としてな。


ちなみに、もっと小さい新製品が出た。これもはやく実機の音を聴いてみたい。ギターアンプ、あるいはベースアンプ代わりに買ってしまうかもしれない。


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