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楽器を2つやることのメリットについて。

口述筆記で新規のブログコンテンツを書いてみようと思います。

楽器を2つやることのメリットについて。

音楽が好きだという人は多いが、
楽器を演奏する人は思ったより少ない。

そして人が発揮を演奏するとしてもたいてい一つの楽器しか演奏しない。
その理由は簡単で楽器に習熟するために努力や練習時間の負荷が大きいので
1つの楽器に集中した方が効率よく上手くなるからだ。

まぁあたりまえだ。

しかし僕の場合のように二つの楽器をやる人間もいる。
僕の場合の2つの楽器とは、ギター、もう一つはトランペット。ギターのおまけでベース。

もともと小学校時代にトランペット(コルネット)をトランペット鼓隊ではじめ、
転校したらトランペット鼓隊がなかったので、小遣いを貯めてコルネットを買った、というのが小学5年生のこと。
中学は吹奏楽部へ。それとほぼ同時に当時フォークミュージックが好きでどうしてもギターを弾きながら歌いたいと思ったので
アコースティックギターを買った。
どっともほぼ中学一年生からはじめたので、生粋のバイリンガルで、どちらかの楽器ができるようになってから第二の楽器を始めたわけではなかった。
これがなかなかよかったと思う。

適性としてはギターだった。
全くといって苦労することなく上達し、弾いても弾いても、まだ弾きたい、ふとんに入って寝るときまでギターを弾いていたし
実際上手くなった。
トランペットはそうでもなかった。中学の時はまぁまぁ下手な人並みぐらいだったが、
高校の吹奏楽部に入ったら、信じられないほどトランペットが上手い先輩がいて、
劣等感に悩まされつつも、その先輩の吹き方や練習を見ているだけで、こっちも上達した。

ま、こまかいことや、その後のことはさておき、

本題の
「楽器を2つやることのメリットについて」

一言で言えば、楽器特有の技術的な難しさが相対化できること

に尽きる。


その結果得られるものは、音楽の本質だ

これもややこしいのでまた後述するが、


楽器特有の技術的な難しさとは、簡単に説明するとギターなら速弾き、トランペットならハイトーン(高音)。
ギターの速弾きは同業者から称賛され、トランペットのハイトーンも同業者から称賛される。
これは演奏者界隈ではそれぞれ絶対善だ(音楽的に知的になればそうでもない)。
これが一つの楽器をしかやらないと、音楽的にも優れていると混同しがち。

でもギターのハイトーンて、あたりまえだが音程が高いことに何の価値もない。
トランペットの速いフレーズも、そこそこ面白がられるが、たいしたことではない。
サックスならあたりまえだ。

そういう音楽手には当たり前なのに、演奏者が陥りがちな「穴」に落ちなくて済む。
そして何より楽器を二つやることで、音楽の聴き方も複眼的になる。

だから、時間のコスパは悪いけど、まったく違うタイプの楽器を二つ、
しかもできればバイリンガル的にできるようになることには、とても価値があると思うのです。

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