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留置場の日課

勾留最初の朝を迎えました。

時刻は午前7時。留置場職員(担当さん)の「起床!」の掛け声で一斉に起きます。
コロナ禍の関係で基本的には独居房に収容されてますが、人数が増えてくれば雑居になるとのことです。なので、とりあえず自分のことは自分でしなくてはなりません。

各警察署にて、それぞれ日課が異なるようですが、大体こんな感じです。


起床    午前  7時      
>号令がかかったら直ちに起きる
寝具片付  午前  7時05分      
>自分で押し入れに入れる
居室清掃  午前  7時10分    
>自分で居室内を清掃 トイレも
洗顔    午前  7時20分    
>小学校にあるような長〜い流し台で
朝食    午前  7時30分    
>毎日、トースト2枚のみ
運動    午前  8時      
>この時に爪切りと髭剃りができる
入浴    午前  8時20分    
>冬期は週2回、夏期は週3回となる
昼食    午後12時      
>日曜にはお菓子も食べられる(自費)
(ラジオ) 午後  1時      
>このおかげで外の様子がわかる
夕食    午後  5時      
>昼食同様、基本クソまずい
(ラジオ) 午後  6時      
>歌を歌うと担当さんに叱られる(禁止)
寝具貸与  午後  7時      
>寒い冬場はこの時間が待ち遠しい
私物回収  午後  8時40分    
>本やノート等
消灯    午後  9時      
>ほとんど、この時間には寝付けない


ざっと、こんな感じです。

取り調べ等は基本的にこの時間を縫って行われます。
(途中、食事の時間が来たりしたら留置場に戻り、終わったら再開)

ちなみに、毎朝、新聞も閲覧できますが同じ留置場内にいる被疑者が何らかの事件に関わり、その記事が出ていると綺麗に切り抜かれます。
新しい人が入ってきた段階でこれがあると「報道されるくらいの何をやったんだろう?」って気になったりしますが、雑居以外は基本的に会話禁止ですので、その事件については知る由がありません。

留置場の生活は最初、慣れるまで数日かかりますが、担当さんも優しく教えてくれますので心配入りません(笑)。

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