絶望など

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021開催中止が今日、発表された。公式HPに載っている総合プロデューサー・渋谷陽一氏のコメントが決断の悲痛さを、現状への怒りを物語っている。ロックとか興味ない人でも、一読してみてほしい。

去年なら、去年ならまだ我慢できた。未曾有のパンデミックなのだから仕方ない。来年こそは、という思いで少なくとも前を向くことはできた。その先にロックフェスも、日常も、何なら五輪もあっていいと思っていた。
それがどうだ。

二度目の夏が来る。状況はちっとも改善しない。「来年こそは」とか、「コロナが明けたらね」なんて言葉は、もう誰も使わなくなった。怒りとか呆れとかを通り越して、あるのは絶望だけ。

目に入る新着ニュース。

産経新聞「<独自>東京に緊急事態宣言発令 政府調整」
TBS「【速報】東京都、飲食店での酒類提供 原則停止を要望」

彼らの言うことを1年間聞いてきて、今があって。それでも尚、耳を傾ける必要性なんて、もはやないんじゃないかな。

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