タイトル画像

1200文字のスペースオペラ賞にご参加いただき、ありがとうございました。

「1200文字のスペースオペラ賞」は締め切らせていただきました。

参加してくださった皆様、本当にありがとうございました!

予想を大きく上回る、全41作品が集まりました。

これから全作品を改めて読ませていただきます!

1月中、なるべく早めの段階で発表できるように頑張ります!

特に、参加してくれる人はいるだろうかとヤキモキしていた募集開始直後から、積極的に弾丸を放ってくれたパルプ勢の皆さんには感謝しています。敬意を表して、ミルクボーイのおふたりに来ていただきました。

「ちょっとな。スペースオペラっていうのがなにかわからんくてな」

「なにがわからんねん」

「あんな。宇宙が舞台になっているそうやねん」

「それをスペースオペラっていうんやないか。宇宙を舞台にした映画とかアニメとか、名作ぞろいの王道やないか」

「でもなぁ、力士が出るねん」

「ほなスペースオペラちゃうなぁ。力士いうたら舞台は土俵やし、体重制限あってロケットに乗れへん。そもそも無重力ではゼロ体重やから重さのアドバンテージがなくなってまうやん」

「ワープホールとか、冷凍睡眠とかいうのが出てくんねん」

「それはスペースオペラやないか。うかつに恒星間航行したら主人公の寿命が尽きて話が成立せえへんから、ワープは必須やねん。冷凍睡眠と合わせれば話のギミックが作りやすいから、定番中の定番や」

「でもなぁ、職業が漁師やねん」

「ほなスペースオペラちゃうなぁ。宇宙のことを海っていうんは単なるロマンであって、実際に魚類が泳いでいるわけないもんな。万が一おったとしても、海流がないから身が締まってなくてぶよぶよやん。はんぺんにするぐらいしか用途ないやんか」

「異星人と人類が戦ってんねん」

「スペースオペラやないかい。銀河をふたつに割った陣営が覇権を争う壮大なストーリーこそ真骨頂やん。人類サイドが追い詰められているところから始まる話が多いねん」

「でもなぁ、トリが美川憲一と小林幸子やねん」

「ほなスペースオペラとちゃうなぁ。確かにふたつの陣営に分かれてるけど男女別やん。それやったら銀河の覇権を日本野鳥の会が決めることになってまうやんか」

「巨砲で敵を撃ち抜いたりしてんねん」

「スペースオペラやないかい。最後には大艦巨砲主義が勝ってまうねん。どれだけテクノロジーが進歩しようが、デリケートな設定をしようが関係なく吹き飛ばすんが醍醐味やろ」

「でもなぁ、読む本がなくなったら死ぬコーンが念仏となえてんねん」

「ほなスペースオペラちゃうなぁ。どうなってんねん、もう」

「これ全部、1200文字のスペースオペラ賞のエントリー作品やねん」

「ほなスペースオペラやんか」

すべての応募作はこちらのマガジンに収録しています

結果をお待ちの間に、ぜひ様々な作品を読んで楽しんでください!


電子書籍の表紙制作費などに充てさせていただきます(・∀・)