「欧陸戦争Ⅳ」 偏愛プレイ日記
Easy Tech社が製作しているこのシリーズ、実は2020年2月現在で欧陸戦争6がリリースされているのですが、ナポレオン戦争をテーマにしたこの第四作がとても好きなので、今日はそれを綴りたいと思います。
18世紀終盤から19世紀半ばにかけての欧州大陸および北アフリカが舞台です。
いわゆる「信長の野望」に代表されるような、陣取りゲームです。このマップだとフランスとイギリスが戦力的に有利にできていて、素早い攻略が可能です。個人的には、難易度の高い国を選んで苦境を挽回するのが好みです。
なぜこのナポレオン戦争が好きなのかというと、近代兵器が出ないからです。近代戦は結局、ミサイルなどの開発力の戦いになってしまうので、若干テンション下がるのです。
それにひきかえ、このゲームは質実剛健で、敵の本陣を叩きたければ、騎馬隊で長駆して懐に飛び込む必要があります。
たとえばこのシナリオでは、クラウゼヴィッツ将軍は右下のミュンヘンに騎馬隊を率いて布陣しています。自分のセリフで見えづらいのは彼の可愛げですね。
中央のフランクフルトにはヨーク将軍が、北のオルデンブルグにはブラジウス将軍が布陣しています。
対する仏軍は、パリを守るマッセナ将軍の近衛師団から、ブリュッセルを経てアムステルダムまで一直線に防陣を敷いています。少し出張ったメスの地に、ルフェーブル将軍が機関銃部隊で待ち構えています。
両軍はライン川を挟んで対峙しています。
すると、このシナリオの主役であるクラウゼヴィッツ将軍から急報が入ります。なぞの覆面集団に襲われていると。
「イヤァァァ!」
尾に松明をくくりつけられた牛が騎馬隊に突入しました。火牛の計です。パニックになった馬たちは兵士を振り落とし、落馬した兵士の首を、覆面集団の鉤爪が容赦なく刈り取っていきます。
「イヤーッ!!!」「グワーッ!!!」
クラウゼヴィッツ将軍の首は、BMW本社のエントランスに転がりました。
その後、紆余曲折を経て覆面集団はパリを陥とし、モンマルトルの丘では手裏剣でカフェオレを飲むのが流行したそうです。
これはお望月さんの企画サプライズニンジャ・コンの参加作です。
本当にすみませんでした。
電子書籍の表紙制作費などに充てさせていただきます(・∀・)