見出し画像

(再掲) 「みんなで良い会社にしていこう!」という言葉の意味

皆様、お疲れ様です。

今日は以前の投稿を改めて再掲したい気分だったので、再掲します(何か書くよりも、これを再掲する方が今の気持ちにピッタリでした)。新しいメンバーは読んでないですしね(サボりではありません!)。

では、以下再掲。


皆様、お疲れ様です。

先日組織チームで話をしたのですが、新しい試みとして、できる限り週1回程度の頻度で、山口が日々考えていることや感じていること、目指している組織や個人の姿を少しずつシェアしていきたいと思っています。主にはSAMURAIが理想とする組織・文化・ミッション・ビジョン・バリューに関する内容を中心にする予定です(それには限りませんが)。

この試みに至った背景(理由)は主に2つあります。

一つ目は、Section別体制も良い意味で組織に馴染んできているように思いますが、一方で普段の業務では直接会話の機会がないメンバーも増えてきていること。

二つ目は、普段の会議では「材料・マーケ・経理・資金」などトピックが決まっていることから、議題から離れた事柄についてはシェアする機会もないこと、です。

「そんな時に有効なのは全員集めて朝礼だ!」という貴重な意見もあったのですが、さすがに「来週から朝礼をしましょう」と言い出した後の、みんなの怪訝な顔も見たくないので、メッセージに留めることにしました。

スキマ時間にでもご一読ください。そしてSAMURAIを構成する全メンバーの日々の業務・コミュニケーション・思考・発言や振る舞いへのメッセージとしていければ幸いです。

続けて、本日は、

「みんなで良い会社にしていこう!」という言葉の意味

について。メッセージの順番に意図はないので、ただその時思ったことをツラツラと綴っていければと思います。

さて、

SAMURAIメンバーの中でも「みんなで良い会社にしていこう!」という言葉に反対する人はいないと思いますし、僕も心から良い会社にしていきたいと思っています。

しかし、実はこの言葉は口先だけの発言として下手に社内に出回ると、間違いなく良い結果を招きません。自己の利益ばかりを一方的に主張し合う無法地帯と化し、結果的には「この会社は提案しても意味ないし!」となってしまいます。

そもそも、良い会社とは何でしょうか。先輩社員にとって良い会社、新入社員にとって良い会社、経営幹部にとって良い会社、株主にとって良い会社、ユーザーにとって良い会社etc…

良い会社という言葉は「誰にとって」と常にセットで考える必要があります。そして良い会社にするための設計(新しい制度の導入など含む)は、メリットがどこかに偏ったものではなく、上述の様々なステークホルダー(利害関係者)全体に対して「バランス良くwin-win-winとなる」ように最善の注意を払う必要があります。

SAMURAIに関わらず様々な会社で、良い会社にするためのアイディアはどんどん提案してください!という社員に向けた経営施策が行われていますが、そこで持ってきて頂いたアイディアがズラッと並んだ時に大変困ることがあります。それは「メリットが提案者に過度に偏った提案」である時です。例えば(あえて極端な例にしますが)、より働きやすい環境を作るために「週2勤務、週5休みにしたい!」という主張は、提案者には、もしかしたらwinなのかもしれません。しかしその他のステークホルダーにとってはwinでしょうか。働く時間が過度に減りすぎて業績が悪化してしまったらユーザーや投資家へ迷惑をかけてしまうかもしれません(ひいては財務基盤が崩れてしまっては他の社員達にも同様です)。ですので、経営者としてはステークホルダーのメリット・バランスを欠く提案については(提案をしてくれたことには感謝をしつつも)心を鬼にして却下しなければなりません。

提案を却下されてしまうと「この会社は提案しても通らない」などとアンチマインドになってしまうかもしれませんが、経営者としては、「win-win-winの提案ならば前に進めたい」と思っているのは真実なのです(出来ることならわざわざ却下などしたくない、というのも自然な心情です)。

だからこそ、一人一人の理解が不可欠です。一人一人が、各ステークホルダーに対する理解とバランス意識を持って、考えて、提案して、動いて、みんなで良い会社を作っていける、本質的で永続性のある文化を根付かせていきたいと考えています。

皆様、頼みますね!

みんなも気持ちよく働けてパフォーマンスが上がり、その結果業績が上がり、業績が牽引して給与が上がり、更なる成長のための事業投資金も増え、株主配当も出せ、事業拡大によりユーザー満足度や安心感も上がる。上手く回り出したら最高じゃないですか。

我々のMISSIONは、

「顧客・株主・社員のバリュー・トライアングル最大化」を追求し、社会にプラス・インパクトを与える

です。言葉は違いますが、メッセージはほぼ一緒ですね。MISSIONを見たこともない人は、この機会にぜひ覚えてくださいね。
https://www.alternabank.jp/company/information

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?