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コア・バリュー(チームで協力して全体最適を図る系)

皆様、お疲れ様です。

SAMURAIのコア・バリューは、過去に実際に我々が直面した問題から、「どうしたらこのような事態を招かなくてすむのか?」を考えてつくったものになります。

なので、一つ一つの言葉に対して、基本的には思い出す苦い体験談が存在しています。

コア・バリューを眺めてみると、似たような趣旨の言い換え的内容が多々あるのですが、中でも多いのが、以下に列挙したような「チームで協力して全体最適を図る系」です。数に限りあるコア・バリューの中にこれだけ入っているのですから、如何に当時苦労していたかが伺える内容です(業界が異なる人達が多く集まると、常識や言葉の使い方が全然違うので本当にコミュニケーションが難しかった)。

(コア・バリューから抜粋)
・業務の改善や範囲拡大を図る提案を積極的に行う
・個人や部の利害にとらわれず、チーム全体にとっての利益を追求する
・お互いの業務に配慮し、自ら進んでサポートする
・プロセスの改善・効率化に対して主体的な提案を行う
・自身の職務範囲に留まらず、チームのために主体的に行動する

組織構造、会議体の設定の仕方も影響は大きいですが、それだけで全ては解決出来ないので、やはり一人一人の考え方・振る舞い・発言・行動が最重要です。言葉で書くと一般的な文章に読めてしまいますが、もう伝えきれないほど本当に重要だと人生体験として痛感します。

人を巻き込んで、ポジティブに前向きに、誰かのミスも自分事(チーム事)として受け止めて、全体最適への改善を協力して図っていける人の集まりでいられたら、チームとしてとても強いです。ビジネスは全てが思うようにはいきませんが、そんなチームなら困難に直面しても乗り越えて行けるはずですし、そこにはこの先も優秀な仲間が集まってくるでしょう。

綺麗な言葉だけだと分かりにくいかもしれないので、逆の言葉でいうと、

人を巻き込む努力から逃げて、一人で、ネガティブに後ろ向きに、自分個人や自分の部門都合の文句ばかり言って、ミスは人のせいにして(自分は悪くないモード)、全体最適を図ろうと努力もしない、そんな人の集まりになってしまったら、もう最悪。そんなところに優秀な人は集まらないですよね。

そして、今は当時よりずっといいチームになってきていると思っています(本当に)。でもまだまだ改善点はありますね。良いところにだけ目を向ければすごく良くなってきたけれど、まだ目をつぶらずに改善しなければならない点も、たくさんあります。

例えそれが自分の部門のことではなくても、横連携の中で気がついたことがあれば、声を上げて、周りと協力して改善を図っていけるよう、一人一人の意識アップと協力をお願いします。

もっと良くなるために、更なる底上げをしていきましょう。

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