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生き方を考える>お客様に尊敬されるお店とは!

「繁盛店の条件って何か?」考えてみました。

いろいろな条件が有るとは思いますが、
其の中の一つに「お客様に尊敬されるお店」があると思います。

一時流行るだけなら、味や価格・技術・今ならバエルなどが必要だと思います。
しかし、一番は「きめ細やかなサービス」が出来ることだと思います。
京都で何百年も続く老舗にも必ず「おもてなしの”こころ”」があります。

今に置き換えれば、一流ホテルのコンセルジュのような際立ったサービスです。際立つとは「お客様自身さえ気づいていない事へ」のサービスです。そのために予算も与えられているホテルもあります。

では、全てのお客様にそのサービスを実施するかと言うと、そうではありません。当然、良いお客様にサービスをすることになります。と、言ってお客様を選択する訳でもありません。

サービスの対象は「一流のお客様」です。実は一流ホテルを利用されるのは自然と一流のお客様が多くなります。

一流のお客様とは「知名人・有力者・富豪」などでは無く、コンセルジュと同じ「気配りや感謝の念」を常に持ち、誰に対しても尊敬と信頼する心があるお客様です。

お客様とコンシェルジュの関係以上に、先ずは「人と人の良い関係」が構築されているからです。

しかも、ホテルに勤務するスタッフは部署や仕事に関係無く、全員でお客様をもてなす心があります。コンシェルズだけが接待をする訳ではありません。

そして、コンシェルズも一緒に働くスタッフに信頼と敬意を持っているからこそ、「心のこもったサービス」ができるのです。

そう考えれば、「お客様」・「コンセルジュ」・「ホテルスタッフ」の誰もが、お互いを信頼し尊敬してより良い関係のスパイラルが続いて、初めて「お客様に尊敬されるお店」・「老舗のブランド」が立ち上がっていくのだと思います。

そう考えると、「一流のお店で一流のサービス」を望むなら、先ずは自分が尊敬されるような「一流のお客様」になる必要があると思います。


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