【ルーンテラ】世界の狭間シーズントーナメント振り返り

こんにちは、keihです。「世界の狭間」シーズンのシーズントーナメントが終わり、新カードの発表が進んでいますね。新チャンピオンのパンテオンが強そうで気になっています。

今期は初のシーズントーナメント プレイオフ進出を達成し、1つ目標を達成できたシーズンになりました。今シーズンがどんなシーズンだったかと私の今期の取り組み方を振り返っていこうと思います。


オープンラウンド

シーズントーナメント開催前の環境について、ハリーさんの記事で紹介されており、私もほぼ同様に考えていましたので、詳しくは割愛します。

「環境整理」の項でご紹介されている通り、ゼドポッピー、セジュアニGPがTier1で、その下に来るTier2のデッキが多数あったと思います。

実際にオープンラウンドを抜けたプレイヤーのうち、ゼドポッピーは約半数が持ち込んでいましたし、セジュアニGPも1/3が持ち込んでいました。

オープンラウンドの持ち込み

オープンラウンドの構成について、ハリーさんの構成案が分かりやすいので、引用させていただきます。

① ゼドポ・GPセジュ・何か(パワー構成)
② ゼドポに強い3デッキ(ゼドポメタ)
③ GPセジュに強い3デッキ(GPセジュメタ)

https://note.com/monharry_lor/n/n87a02d7578ff

これは私の持ち込みですが、ゼドポッピー、セジュアニGPを含めており、①のパワー構成になります。

リサンドラタリヤはセジュアニGPにかなり勝ちやすく、ゼドポッピーをバンしてセジュアニGPと戦う方針に適していたため採用しました。

結果的には6-3でプレイオフまで繋がったので良かったですが、この持ち込みは今期の負け組だったと思っています。

というのも、ゼドポッピーとセジュアニGPの2つを持ち込むとハリーさんの②と③の構成案のどちらにも弱くなってしまうからです。

ゼドポッピーとセジュアニGPのいずれかに勝てるデッキは、それぞれ3デッキは見つかっていますし、②、③の構成は十分可能でした。
②、③の構成が多く見込まれる以上、そのどちらにも厳しい①の構成は分が悪かったと思います。

オープンラウンドの持ち込み理由と考察

ただ、今期はランクを上げてパワー構成で6-3を狙う方針だったので、その意味では成功でした。この方針はTier1のデッキを握って、一般的には不利と言われる相手にも勝つことが求められるので、運の要素が大きくなります。

例えば、ゼドポッピーは一般的にバンドルシティ型のTFGPには不利と言われていますが、3ラウンド目にゼド、4ラウンド目にポッピーと置いてスライドまで決める150点ムーブが成功すればどんなデッキにも勝ちます。

もちろん150点ムーブは、相手が対応できる何かを用意できていれば簡単に止められてしまいますし、①のようなパワー構成は150点ムーブを求められる機会が多くなりがちです。

個人的には150点ムーブが必要になりがちな単純なパワー構成で行くことはもう無いかなと思いました。今回6-3ラインまでランクを上げることができたので、一度試したかった単純なパワー構成をオープンラウンドで試せたのは良かったです。

オープンラウンドの当たり構成は何だったのか

それでは今期の当たり構成は何だったのか?という話になりますが、後から考えると②ゼドポッピーメタが良かったかなと思います。

理由はセジュアニGPとゼドポッピーのどちらに照準を合わせるかと考えたとき、セジュアニGPの方が上振れを止めにくいと考えているためです。

実際、上位でオープンラウンドを抜けたプレイヤーはデマーシア型のアクシャンシヴィア、ティーモスウェイン、ドレイブンサイオン等を組み込んだ構成でゼドポッピーに勝ちに行きつつ、パワーも高い構成が多かったです。一例としてあまえびさんの構成をTwitterから引用します。

次回のオープンラウンドの方針を考えるうえでかなり勉強になりました。


プレイオフ

さて、オープンラウンドの結果を受けて、①パワー構成で5勝するのは難しいと思っていました。そのため、大きく構成を変更するつもりでした。

プレイオフの持ち込み

こちらは私の持ち込みです。この持ち込みはSGR窓のみんなに相談しながら決めました。

プレイオフは毎回メタが少し回るのですが、それでもゼドポッピーは多いだろうと考え、ゼドポッピーには絶対に勝てるのを第1条件としました。上記の3つはそれを満たしています。

一方で、ゼドポッピーを倒す構成も多いと思っていました。もし自分がゼドポッピーを倒すことだけを念頭に置くなら、構成にバンドルシティ型のTFGPは入ると思っており、このデッキに勝てるのを第2条件としました。

第1条件と第2条件を満たす構成という意味では、上記の持ち込みはかなり的を射ており、良い構成ができたと思っています。

副産物として、バンドルツリーやリサンドラタリヤのような勝ち筋にランドマークが絡むデッキにも焦土やアフターショックを積むことで有利に立ち回れる構成になっていました。

残念ながら、1回戦の相手のReROLL選手の持ち込みとはかみ合わず負けてしまいましたが、上位に残った方の中にはゼドポッピーやバンドルツリーが含まれており、Top4のうち3名が持ち込んでいたティーモスウェインもそこそこ戦える相手だったため、プレイオフ初参加の割には狙いは悪くなかったと思います。

結果と反省点

SGR窓のみんなにめちゃめちゃ練習相手になってもらったのに1回戦で負けてしまったのは正直かなり悔しかったです。次回はもっと上まで行けるように練習したいですね。

反省点はたくさんありますが、持ち込んだデッキの練度が足りなかったのは負けた1番の要因だと思います。

ターゲットにしていたゼドポッピーとバンドル型のTFGPを相手にした時の練度はかなり高められたと思いますが、環境にある他のデッキに対する練度を高めるところまでは準備できませんでした。

持ち込んだデッキのうちデマーシア型のアクシャンシヴィア以外は統計サイトで勝率を調べても出てこないので、自分で他のデッキとの相性や戦い方を考えなければならず、純粋なルーンテラの実力が求められましたが、まだ足りないところなんだと思います。

ルーンテラは統計サイトがかなり便利なので私もよく利用しますが、デッキ相性の数字だけでなく、理由まできちんと理解していることが、プレイオフレベルの大会で勝つには必要なようです。

それが分かっただけでも今回は収穫があったと思います。


終わりに

今回は「世界の狭間」シーズンの環境考察、シーズントーナメントのオープンラウンドとプレイオフの持ち込み方針を書きました。

ゼドポッピーやセジュアニGPのような上振れが大きいデッキが強いシーズンだったからこそ、ルーンテラは上手い人が勝つゲーム、ということを実感させられるシーズンでしたね。

最後に今回の学びをまとめておきます。

  • Tier1デッキを持ち込むなら、メタられる覚悟が必要

  • ランク上げて6-3を狙う戦略は正義

  • デッキ相性は数字だけでなく、その理由まで理解すべき


以上です。最後までありがとうございました。

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