見出し画像

自己完結させてたまるか。

坂爪 圭吾 様

初めまして。北海道在中の◯◯◯◯と申します。
△△△さんと1月19日に札幌でご一緒させて頂く予定の者です。
先に一言ご挨拶したく、メールいたしました。
本来であれば、自分で申込んでお会いするのが筋なのではと思ったのですが、
(記事のエピソードの方たちが本気なので、生半可な気持ちでは申込めないと思ったのです)
坂爪さん、△△△さんのご厚意に甘えて同席したいと思いました。

昨年末、△△△さんからnoteの記事を紹介されて、
数記事読んでいたらなんだか止まらなくなって、ようやく半数読んだ一読者です。
いつも迫真の記事を公開してくださって有難うございます。
例えば、自分の正しさを主張したいがために、自分に振りまわされて立ち位置を忘れそうになったとき、
自分は最後に何を選びたいのかを思ったとき、うまく言えないのですが、立ち位置が元に戻れるような感じがします。

私がnoteの記事を読んで衝撃を受けたのは坂爪さんの正直さです。
私は自分の心に正直に誠実に生きたいという願いがあるのですが、ネガティブな出来事に対峙したときに正当化したり、それをさらけ出すことに躊躇がまだある…しかも言葉に出しても何かが薄っぺらい…。
でも、もっと自分の闇を直視する勇気を持ちたい、坂爪さんの文章を読んで内側から湧き上がる何かを表してみたい!それが何かはわからないけれど、心がスッとするような清々しさを感じました。

日曜礼拝の記事の締め、『目指せ、森のイスキア』の一言にいつも心救われる思いをしています。
20代の頃、佐藤初女さんの本を読んで共感し、私もそうありたいと思っています。

突然の機会に驚いて緊張しています。
でも、何か分かち合えるものがあるならと思うと楽しみです。
当日、どうぞよろしくお願いします。

札幌の飲食店で女性三名とお会いした。最初、身の上話をしながら一人の女性が涙を流した。それを見た二人の女性が「これ!」と言って、カバンの中からティッシュを取り出した。女性は「ありがとう」とティッシュを受け取り泣き続けた。私が「その涙は何の涙ですか?」と野暮なことを聞いたら、彼女は「よくわからないけれど…多分、我慢だと思います」と言った。すると、それを聞いた横の女性が「わっかる〜!」と言いながら一緒に泣いた。我慢をすると言いたい時に言いたいことが言えなくなるんですよね、自分にも身に覚えがあるから私が泣くのも変だけど泣いてしまいましたと泣いた。

それを聞いて、もう一人の女性も涙を流し始めて、私以外全員涙を流している状態になった。最初に涙を流した女性が「なぜなのかは不明だけれど、坂爪さんといると涙が止まらないおかしい普段は絶対にこんなことはない」と言った。私は、涙を流すことはよいことだと思う。出すとスッキリする。だから、思う存分泣いてくださいと思いながら黙って話を聞いていたら店員に睨まれた。それは、女を泣かせる極悪人を見つめるようなまなざしだった。私が「店員に睨まれました」と言ったら、その場にいた女性たちは泣きながら笑った。泣きながら笑う女性たちを見て、ああ、これが人生だと思った。

私はイエスが死んだ日(四月七日)に生まれ、翌日、釈迦が生まれた。イエスと釈迦に挟まれた男は、また良い仕事をしてしまった。私は長髪クソ野郎だが、髪を下ろすとジーザス風になり、髪を結ぶと釈迦めく。イエスと釈迦のハイブリッドヘアーを好む私の宗教味は強い。会う女性会う女性、泣く。二人に一人は泣く。身の上を語りながら泣く人もいれば、私を一目見た瞬間にぶわっと泣き出す女性もいる。誤解をされると困るが、決して自慢をしたい訳ではない。私も、どうして自分の目の前でこんなに女性が泣くのかわからないから困っているのだ。困っている訳ではないのだが、不思議なのだ。

私は頻繁に果し状を受け取る。果し状の差出人は全員女性だ。女性は、男以上に男気がある。男女間のパートナーシップの話を聞くと、多くの場合「男が逃げる」ことに原因があることがわかる。女性は土俵にあがる。土俵の上から「お前も土俵にあがってこいや!」と男に吠える。だが、男は逃げる。土俵にあがってこない男を見て、女は激しく失望する。ああ、ガッカリだ。そう思った女は、やがて男に期待することを諦める。男をあてにしてもロクなことにならない。期待するだけ無駄。諦めた方が楽。そう思って、男をあてにしなくなる。そして、枯れる。男から貰う潤いを忘れ、枯れてしまう。

だから、私は「自己完結させてたまるか」と思う。男を諦めた女たちはスピリチュアルに向かう。みんなで一斉に同じ教本を読んで「愛しましょう」だの「許しましょう」だの「相手の中にある光を見ましょう」だのと言って、誰かに与えられた答えを生きようとする。裁かない。裁かない。裁かない。そんなことを頭の中で念じ続けながら、実際は、心の中で裁き続けている。表面的には怒っていない穏やかな人柄を演じるのだが、内面は怒りに満ちている。それを「愛しましょう」だの「許しましょう」だの「相手の中にある光を見ましょう」だのと言った綺麗な言葉で隠す。嫌われることを覚悟で言うが、綺麗なことをやっているのに、心はどんどん汚くなっていると思う。

だから、私は「自己完結させてたまるか」と思う。男をあてにしなくなった女たちは自分の中だけで終わらせてしまう。怒りを相手に出すことはなく、家に帰って一人になってお風呂の中で「ああ、あれがいけなかったんだわ」みたいなまとめ方をして、自分の中だけで消化して、自分の中だけで終わらせる。それはそれでいいのだが、やっぱりちょっと寂しいし冷たい。信頼がない。それでは冷え性は治らない。私は、女の怒りを頻繁に感じる。怒る女性は怒りを出さない。内部に溜め込む。怒りを溜め込むと悲しみになり、諦めになる。だから、出せと思う。めちゃめちゃ怖いと思うが、出せと思う。

愛があるなら怒らないはずだと言うが、逆だ。怒りの中に愛があるのだ。怒りを通さず愛に辿り着けたら一番だとは思うが、それは難易度が高過ぎる。怒ることで血行は促進し、心の動脈硬化は改善されるのだ。人を裁かない振りを続けるのではなく、一回思い切り裁いてみろと思う。一回思い切り裁いて、ああ、やり過ぎてしまったごめんなさいと心の底から謝ることができた時、自分も含めて人間全体を許すことができる。自分は許さないまま相手だけ許すなんて不可能だ。だから、私は「自己完結させてたまるか」と思う。自己完結させようとしている女性を見ると、諦めの扉をこじ開けたくなる。

だから、私は行く。実際に行く。迂闊に「会いたいです」とか言う人がいたら、実際に目の前に現れて「軽々しく呼ぶと本当に来ちゃいますよ」と現実を突きつける。実際に来られた女性は当然驚く。あ、こいつ、本当に来た。現実は想像を凌駕する。予測不可能な出来事は起こる。自己完結ばかりをしていると、自分の狭い頭の範囲内でしか世界を見ることができない。私は、そういう世界をぶち壊したいと思う。生きているとこんなことも起こるんだぜと、自分を使って自己完結しようとしている人たちの世界を破壊する。自己完結させないことには怖さを伴うが、怖さ以外も伴う。愛と驚きを伴う。

よく、映画などで「私を遠くに連れて行って」と女が男に言う場面がある。あれは、非常に含蓄の深い言葉だと思う。油断していると「自分で行け」とか「自分でやれ」と思ってしまうが、連れて行ってもらうことに価値があるのだ。人間、自分一人ではどうしても行けない場所がある。自分一人ではどうしてもやれないことがある。そんな時に、必要になるのが他者だ。無論、一人でも行ける場所はある。一人でもやれることはある。ただ、この言葉には「一人ではできないことを、あなたと一緒にやりたい」という願いが含まれている。だから、男は女を遠くに連れて行くことをさぼってはダメだし、女は男に遠くに連れて行ってとお願いすることをさぼってはダメなのだと思う。極端な場合、男には女を奪い去るくらいの勢いが、女には男を「私を遠くに連れて行きやがれ」と殴るくらいの勢いがなければダメなのだと思う。

魂の構造上、諦めることはできない。諦めた風に生きることはできるが、諦め切ることなんて生きている限り不可能だ。男は女に、女は男に、本当は助けて欲しいと思っている。本当は力を貸して欲しいと思っている。思いを外に出す瞬間は怖い。拒絶されるかもしれないし、軽く扱われるかもしれないし、まったく気持ちが伝わらないこともある。しかし、それを諦めてしまったらいよいよ人間として終わる。冷え性が悪化して冷凍人間になる。生きていると言うことは、体温があるということだ。残された熱を何に使うか。お風呂に入って「ああ、あれがいけなかったんだわ」と健気に反省している場合ではない。言いたいことがあるならば、直接相手に言った方がいい。自分を諦めるな。言う瞬間は怖いが、言った後に展開する世界は想像を超える。

無事に宿に入れたでしょうか?

今日は本当にありがとうございました!
わざわざ会いに来てくださったと聞いた時は、ぶわっと泣きそうになるのをこらえていました。

今日はあえて話すことを用意せず、その場で感じることを大事にしたいと思って過ごさせていただきました。

いろいろ思うことがあり、まだ整理もついていません。

でも、家に着いてから、見ず知らずの、メールを送っただけの者に、こんなことをしてもらったなんて、改めて驚きを感じています。

なんか、うまく言えないのですが、
自分や、自分の人生を肯定されたような気持ちです。

こんなことがあるなんて、
生きててよかった!💐

すごいハードスケジュールなのに、まだこの近くにいるからと、最後の最後まで自分を開かれている姿、美しかったです😊

また改めて感想をメールさせていただきますね。

感謝を込めて💐💕

おやすみなさい🌃
おおまかな予定

1月21日(土)13時 EVENT出演@新潟県新潟市
https://onl.bz/z2Qx5Fi

1月23日(月)大阪府大阪市界隈
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)

1月29日(日)10時 日曜礼拝「親と子」@静岡県熱海市
https://note.com/keigosakatsume/n/n1dc02b82b52d

連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com

SCHEDULE https://tinyurl.com/2y6ch66z

バッチ来い人類!うおおおおお〜!