第17弾「ジャンクボックス」

第17弾「ジャンクボックス」


ハーイ!みんな元気?あたしけいご。

17曲目はこれ。ジャンクボックス。こちらをご覧のあなたは、欠乏感、というものにどのような印象をお持ちかしら???そんなものはない、とか、昔はあったけどいまはない、とか、いまでも俄然あります!とか、反応は様々だと思う。あたしの場合、20代の頃は承認欲求の塊だった。自分が生きていることに、他者からの承認が必要だと思っていて、言い方を変えれば「なにもしていない自分は、生きている値打ちのない人間だ」と思ってた。

「ジャンクボックス」

まだまだまだまだまだ 足りない
まだまだまだまだまだ 満ち足りてない
まだまだまだまだまだ 許されてない
まだまだまだまだまだ くたばってない

百万本のタバコと 百万本の缶コーヒー

いつもギリギリギリギリ お役に立てない
いつもヒリヒリヒリヒリ 胸が軋む

この 気持ちは いつも

まだまだまだまだまだ 足りない
まだまだまだまだまだ 満ち足りてない
まだまだまだまだまだ 生きていたい
まだまだまだまだまだ くたばってない

百万回言い聞かせた 百万回言い聞かせた

いつもギリギリギリギリ お役に立てない
いつもヒリヒリヒリヒリ 胸が軋む

この 気持ちは いつも 

いつもギリギリギリギリ お役に立てない
いつもヒリヒリヒリヒリ 胸が軋む
この 気持ちは ジャンクボックスの中に

報われる場所に 行こう
報われる場所に 行こう

この 気持ちは いまも

別に、現在の自分が過去の自分より優れている、みたいには思わない。強烈な自己否定と、強烈な自己肯定って、コインの裏表なんだって思うのよ。強烈な自己否定を経ていない自己肯定って、頼りないというか、軟弱っていうか、もちろん「自己否定に満ち溢れている時期は死ぬほどつらい」ものだけど、でも、そういう時期の先にしか最高の笑顔はないように思うの。幸せになりたかったら、不幸をしっかりと生きること。あたしは、そう、思うの。

1日1曲をはじめて、17曲目になりました。序盤は、三歳児的な作品を連発していたけど、現在、欧州に来てからは「青年期特有の、切実な葛藤」が音楽に出ている。不思議よね。自分がいる場所によって、引き出される音楽がすっごい変わる。これは、多分、人間も同じ。誰といるかで、引き出される自分ってすごい変わるわよね。いまはロンドンにいるんだけど、冬のロンドンは曇りが多い。これ、あたしが生まれた新潟と、すごい似ているのよ。

あたしの場合、新潟が大嫌いで、大学進学と同時に東京に出てきたタイプの人間なんだけど、でも、自分が生まれた場所って「良くも悪くも、自分のアイデンティティに関わっている」ことを実感する。日本海側に住んでいるひとならわかると思うけど、冬の新潟は、毎日曇り。全然晴れないの。曇天が続くと内向的になって鬱っぽくなるんだけど、とてもじゃないけれど明るい曲とか聞く気分にならないのね。嘘臭くて。音楽が全然はいってこないの。

なにが言いたいのかって言うと、どれだけ新潟が嫌いでも、あたしは「新潟の人間である」ってことなのよ。これは、日本に対しても同じ。どれだけ日本が嫌いでも、自分は日本人なのよ。だから、日本人(新潟人)として生きていくしかない。自分が憎んだ新潟に、あたしは、自分のふるさとを見る。

自分が「これはハンデだ!」って感じることってあるじゃない???たとえば、自分が貧乏なら金持ちが羨ましいし、自分が不細工なら美人が羨ましいし、自分が家庭に恵まれなかったら幸福な家庭が羨ましいし、なんで、自分だけこんなハンデを抱えていきなくちゃいけないんだ、みたいに思うことってあるじゃない???でも、あたし、思うのよ。昔の自分が「これはハンデだ!」って思っていたこと、まさにそのことが、自分を自分たらしめているんだって。自分のオリジナリティって、自分の『ハンデ』を受け入れて、落とし前をつけて、前面に打ち出したときに、授けられるものだと思うのよ。

あたしの場合、自分の気持ちを伝えることがすごい苦手だった。ああ、また今日も伝わらなかったな、と思っては、自分の気持ちを文章に書き綴った。そして、誰に言うでもなく「俺はこうなんだよ」って書き続けた。そうしたら、いつの間にか、文章を書くって行為が「誰かと繋がる手段」となって、あたしを生かした。文章が好きだからはじめたんじゃないの。あらゆることがダメで、言葉にするしかなかったっていうあたしの『ハンデ』が、結果的にポジティブな効果を生んだのよ。そういうことが、人生には、あるのよ。

じゃあ、またね。愛しているわ。バイバイ。

坂爪圭吾 keigosakatsume@gmail.com

【イベント情報】

4月14日(日)13時~16時@大阪 「音楽×トークイベント」開催決定!!

非常にありがたいことにライブ出演のオファーをいただいたわ。うれしい。とってもうれしい。内容としては、みなさまとお話を楽しみながら、途中、二、三曲をお披露目させていただく感じになります。生けいごちゃんから放たれているエネルギーはそれなりのものがあるから、それに触れるだけでも参加の価値があると思うわ。あと、もし、こんなあたしと「イベントを開催したい!」なんて思ってくださる方がいたら、是非、お気軽にお声をかけてちょーだい。交通手段さえどうにかなれば、あたし、何処までも行くわよ。

関西(および日本国民)のみなさま、kozotte、遊びに来てちょんまげ!!

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坂爪圭吾

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