普通の不思議さ
湧水に出会うといつも不思議な感覚を覚える。‘’地中から水が湧き出す‘’と聞いても、普通はなんの不思議もない。頭で考えているうちは違和感もない。
ところがいざ現物を見ると、大抵清らかな水なのでとても尊く思えてしまう。何故なのかは分からないし、そう思う事で困る事もないので放ってあるけれど。とにかく妙な感覚。
人の感覚はそれぞれだから面白いのだけれど、そんな所へ写真とか絵とかで勝負をかけにいくのだから(大袈裟すぎ)いわゆる一流作家さんは凄いものだ。
自分の感覚とか感性を普通と思っている人、いない人。
割り切れるものではないけれど
さてあなたは・・・どちらですか?
写真は二週間前の小さな湧水池。
水面に映る空の青とイチョウの黄色。現物を見るより、その鮮やかさを具体的に思い出せるのは楽しい。