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幸せを種のように蒔けたらいいなぁ

例えば、自分が音楽を聴く時、ただ単純に幸せだと思う。

そのうちに知らず知らず涙を流していたり
微笑んでいたり、心が開放されていたりする。

世界を見れば惨劇が繰り広げられているので
申し訳ないと思うのだけれど
そんな酷い事ではないけれど、高い山も真っ暗な谷も
人が飛ばされてしまうような嵐も
やっと乗り越えてきたのだから。

でもね、たまに思うんだ。
この幸せの種を世界中に蒔けないものだろうかって。
今なら中学生でも思わないような幼稚な考えだけど
平和のベースって意外とそんなものなじゃないかと思う。
ただ、現代の社会でもそうだけど
蒔いて欲しい「種」が
細かくそれぞれに分かれているから色々と起こるのだろうなぁ。

<Semer le bonheur du ciel>

音楽:Maria João Pires
Brahms - 3 Intermezzi op. 117

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