種を蒔く人/keigoM版・・・心象風景のエチュード
やってみたかった事。
どこか低山の麓でも良いので、安くてひろ〜い土地に
種を蒔いて花が咲く草原を作ってみたかった。
誰が見るわけでもない、ただ素朴な花と
みんなが雑草と呼ぶ植物達が共存して
咲いては種を落として、また来年に咲くを自然に繰り返すような。
そして、梅雨も終わっての初夏、まだ太陽が強すぎない時期に
そこの真ん中に寝転んで昼寝をしてみたかった。
そしてそこは自分が死んでしまっても、植物が世代を引き継ぎながら
ず〜っと花畑であり続ける場所であって欲しかった。
まぁ残念ながら、そうは言っても日本の税金体系を考えれば
そんな事を続けるのには、土地の周囲の方の理解と
家族の相当の理解がないと難しいけれど
夢としては、本当にしてみたかった。
何年かでも良いのでやってみたかった。
と言うことで、せめて絵の中でと思い
大胆にもミレーさんとゴッホさんに敬意を払って
keigoMの「種を蒔く人」です。
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