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アリスとテレスのまぼろし工場 感想
どうもこんばんは
今週は、「勝手に映画ウィーク」と題して、劇場公開中の作品をとにかく見る期間として投稿します
今週の2作目且つ今年8作品目に鑑賞した作品は…
「アリスとテレスのまぼろし工場」
この作品を一言で表すならば、「五実と菊入の神隠し」
それに+α「ディアルガvsパルキアvsダークライ」風の世界観
まず始めに、今作の指揮を執った岡田麿里さんは、あの花を始めとした数多くの有名な作品を手掛けており、実績は文句ありません。
私はそんなに岡田さんの作品を多く見たわけではないので、どういった作風なのかを全ては知らずに今作を鑑賞した率直な感想としては、ウマが合うのではと思ってしまいました。
睦実のあの控えめなようで、ものすごく肉食系女子なのは色んな意味で結構驚きましたが…(笑)
公開初日ということもあり、ストーリーのネタバレは極力避けますが、上にも書きました「五実と菊入の神隠し」はほぼほぼそのまんまと捉えていいです。
逆に、『アリス』と『テレス』という人物は私が確認した限り、何処にいたのかさっぱりわかりませんでした。
アリストテレスの文献は途中で出てきますが、何と言えばいいのか、ただもじっただけなのかという感想が出るのも分からなくもないです。
そして、「ディアルガvsパルキアvsダークライ」風の世界観も見たことがある方は、なんとなく察せると思います。
ただ私個人としては、この現実と非現実、未来と過去、表と裏のような表裏一体となす世界観は大好きです。
作画は流石のMAPPAクォリティといって申し分ないでしょう。
今やってる呪術や今後控えてる進撃の巨人や新作作品を抱えてる中で、2時間弱の、しかもオリジナルの作品を作り上げるのは並大抵なものではないとここ近年のアニメ業界を見る限りでは伝わってきます。
現実と非現実(まぼろし)の境界の美しさは目を見張るものがありました。
キャラクターは、佐上さんの癖が強すぎおじさんではあったが、根はそこまで悪くないと個人的に思いましたがどうでしょうか?
正宗君のルックスが女性っぽいっ云々のくだりは、正直あんまりピンときませんでした。ただそれだけに中盤の睦実とのあのシーンには監督の趣味全開で好みは分かれそうですが、私は好きでした(笑)
五実ちゃんは、久野プロが演じてくれただけでもう言う事ありません。
あと主題歌に中島みゆきさんを引っ張り出してきたのは、どういう繋がりなのかが気になって仕方ないです(笑)
最後に、この作品はどういう視点で観るかによって大幅に評価が分かれると予測できます。
これから観る方は、岡田監督のファンの方なら見る価値あると思いますが、それ以外の例えばMAPPA作品目当てで観に行く方は覚悟した方がいいかもしれません。
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