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グランツーリスモ(映画) 感想

どうもこんにちは
今週は、「勝手に映画ウィーク」と題して、劇場公開中の作品をとにかく見る期間として投稿します
今週の3作目且つ今年9作品目に鑑賞した作品は…
「グランツーリスモ」
池袋グランドシネマサンシャインのIMAX・GTレーザーにて観賞しました

始めに、私は往年のグランツーリスモ(以下GT)ファンであり、それは初代のプレイステーション時代の時から遡り、そして最新作のGT7までプレイしております。
残念ながら私はハンドルコントローラー、通称ハンコンで出来る環境下で出来なかった為、GTアカデミーに参加したくても結局叶いませんでした。
今回はそのGTアカデミーと呼ばれる、トップクラスのゲーマーがリアルのレーサーに至るまでの壮大なサクセスストーリー。

主人公のヤンは、実際に英国でトップの記録を叩き出した人物でGT界隈では知る人ぞ知る有名人でもありました。
正直どこまでが史実でどこまでが盛ってるのか分かりませんが、概ね実話だと思っていいと思います。ただ、序盤の警察から逃げ切るシーンは、あれも史実だとしたら軽く問題になりますが…(笑)
あとGTアカデミーの候補生は、実際とは異なってると思います。あくまでも映画としてのエンタメを優先したキャスティングになってると思います。

今作の見どころはなんといってもレースのシーン。
流石に大クラッシュのシーンはCG全開でしたが、それ以外のサイドバイサイドのシーンや、接触のシーンは一切の妥協が無く迫力は素晴らしかったです。
個人的にですが、GTのゲーム画面を使用してはいたものの、がっつりとそれだけではなく、やったことない人でも判りやすくUIが凝っていたので、そこにフォーカスしていたのはよかったと思います。

ストーリーの部分は、史実に基づいてる内容の為、wikiで調べようと思えば調べられますがここでは敢えて控えます。
ただ当然ながら映画ですので、今作は明確なライバル…というよりは悪質プレイヤーが立ちはだかります。
これはどちらかというとGT7のオンライン要素でもあるスポーツモードがあるのですが、それにインスパイアされたのでしょうか?(だとすれば運営さんはもう少しなんとかして欲しいのですが…^^;)
とにもかくにもご覧になられた方なら分かりますが、あそこまで悪質且つ性根が悪いとライセンスを永久剥奪されてもおかしくないのですが、そこはエンタメということで(笑)
ただ懸念事項としてそれで風評被害を喰らいそうなランボルギーニさんとアウディさんはちょっとかわいそうでしたが…。

とここまで観た率直な感想でしたが、ただ一点、長年のGTファンとして非常に解せない点として、GT内で使用されている楽曲がほとんど、いや皆無と言っていいほど使われてないのが本当に何故なのか…。
安藤まさひろさんの、ひいてはGTシリーズの看板曲でもある"Moon over the Castle"がちょろっと使われたぐらいで、それ以外はエンドクレジットを確認した限りでは確認できませんでした。
どうして"Get Closer"や"Kiss You Goodbye"等といった曲を流してくれなかったんだ。
そしてDaiki Kashoこと嘉生大樹さんの楽曲も、私が確認した限りではほとんど使われてなかった。
"5OUL ON D!SPLAY"や"All My Life"といった代表曲から、絶対にエンドロール直前にイントロとして"Day To Live"が流れると、しかもIMAX・GTレーザーというこれ以上ない最高の環境で聴けると思っていただけに本当に残念。
これに関してはPlayStation Productionsの全面バックアップなのにも関わらず、権利関係で躓いたとは到底考えられないので、本当にそれだけ。ただ長年のファン故に異常に高望みしてしまったのもこれまた事実…。

総じての感想として、今時中々ない純粋なスポ根且つ家族や仲間たちのストーリーもあり、ちょっとおまけ程度のラブロマンス要素もあったりと、非常に完成度の高い作品でした。

#GRANTURISMO
#グランツーリスモ


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