ディスカッションに効くピラミッド・ストラクチャーの活用

本日は、schooでディスカッションに効くピラミッド・ストラクチャーの活用という動画を見ました。
なぜ、この動画を見たかと言いますとディスカッションの際にやはり、討論、議論を行い結論に導かないといけないと思うので、ディスカッションの際に活用出来る方法に興味があり本日はこの動画を見させて頂きました。

まず、ディスカッションとは
ディスカッションとは、討論や議論といった意味を表す言葉です。

あるテーマについて、複数人の参加者が自身の意見を出し合いながら、最適解を導くこと作業を示します。

ビジネスにおけるディスカッションでは、業務で発生したトラブルを解決するためや、経営をさらによい方向に導くために有効な手段となります。

ディスカッションの目的としては
ディスカッションは企業の規模や業種を問わず、どの企業にも行われている手段です。
ディスカッションを実施することによる効果を得るためにも、まずディスカッションを実施する目的を把握しておくことが大事である。

ピラミッド・ストラクチャーとは
ピラミッド・ストラクチャーは、コンサルタントの育成や報告・文章能力の向上を目的に、マッキンゼーによって開発されたものだ。
今では世界中のコンサルティングファームや企業、大学などに採用され、論理的に提案や報告をする際の基本スキルとして普及している。
ある結論が「理論的に正しい」事を説明するためには、それを説明する複数の根拠が必要になる。これを図で表現すると、結論を頂点として複数の根拠が下部に配置されることになる為、必然的にピラミッド構造になる。これが、「ピラミッド・ストラクチャー」と言われる由縁である。

ここで、よく混同しやすい「ピラミッドストラクチャー」と「ロジックツリー」の違いに触れておこう。

すでに解説した通り、ピラミッドストラクチャーは何らかの結論を主張したい時に、その結論の正しさを証明する根拠を並べていくフレームワークだ。よって「説明・説得」のために用いられることが多い。

一方で、ロジックツリーは物事を構成要素に分解し、問題の原因や解決策を導く際に使われるフレームワークだ。よって「検討・思考」の際に使われることが多い。

また、ピラミッドストラクチャーの場合、図の上下関係は「主張と根拠の関係」になる。一方でロジックツリーの場合、左右でつながれた関係は「グループと構成要素の関係」になるのが大きな違いだ。

ピラミッド・ストラクチャーのメリットは

ピラミッドストラクチャーのメリットの1つ目は、あなたの提案や報告が相手に伝わりやすくなることだ。

もしあなたがピラミッドストラクチャーを元に自分の主張を整理できていれば、まずは結論を説明し、徐々にピラミッドストラクチャーの下に移るように根拠を説明していくだけで済むようになる。別の言い方をすれば、シンプルかつロジカルに説明できるようになるということだ。

これは聞く側にとっても「結論」に対して「なぜ、そう言えるのか?」というロジックが明確になるため、あなたの主張を体系的に理解しやすくなる。

このため、ディスカッションの際にピラミッド・ストラクチャーを活用することにより、自分の伝えたい事や結論に対してなぜそうなるのか?という討論が出来るため、ディスカッションがいい方向に出来る事になる。

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