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ArtBag0438612|フローラルノート

そうそう頻繁に行くわけでないけれど
生花店に入った瞬間の香りがとても好き。
決してフレグランスのように
整っている香りではないけれど
それぞれの花がそれぞれの香りを放って
華やかだ。

まるでコンダクターを待つオーケストラの
それぞれの楽器のよう。
それ一種類でも美しい調べを奏でるのは
花も一緒。

さてそこからフラワーデザイナーが
その日のそれぞれの演奏者の音を見極めるように
花の種類やそれぞれの咲き具合を見極めて
お客様の要望を形にしていく。
華麗で見事な手さばきだ。

そんな"香り"を描いてみたくて
そのまま花を描くより、抽象画にした方が
良いと思ったのだけれど
なかなか難しいもんです。


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