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至れり尽くせり~喜楽湯
BS朝日の「サウナを愛でたい」は、多分、視聴率80%ぐらいあるんじゃないでしょうか。風呂好きの日本人なら誰もが見ずにはおられない番組だが、サウナがメインとなると80%はないか。70%ぐらいかな。
その中でこの喜楽湯が取り上げられていたので、行ってまいりました。
朝風呂
テレビで取り上げられたので、混んでいるかもしれないと思い、人の少なそうな朝風呂へ。
そして、変わり風呂はヨモギ湯。
どうです?
ヨモギ湯はヨモギ湯でいいんですけど、なんでこんなポスターになったんでしょう。なかなかとんがってますよね。
入店
チケットを買うと、サウナは無料とのこと。さらにはフェイスタオルも無料で貸してくれるというじゃありませんか。
しかも、このお姉さんは「サウナを愛でたい」の取材にも出てた人だ!
こんな素敵な笑顔で、「初めてですか?」と聞かれ、
そうですと答えると、スタンプカードをくれました。
2回来るとドリンクがもらえるそうです。
「シャンプーもボディーソープもあるので、あるものは全部ご自由につかってくださいね」と優しく見送られ、更衣室へ。
更衣室へ
更衣室へ入ると、ロッカーのほかに、外気浴スペースへのドアが。
サウナに入って、水風呂に入って、あそこで休みたい!
と期待が膨らみます。
さて、人は数人しかいません。やはり、朝風呂なら人が少ないと思った読みは当たりました。
レトロ体重計にお釜ドライヤーのほか、化粧水に乳液も置いてあり、ドライヤーも無料です。なんならヘアアイロンも貸し出しているようです。なんて至れり尽くせりな銭湯なんでしょう。
浴室へ
まずは体を清めましょう。
ん?鏡に短歌が書いてある。
隣も。あっちも。後ろも。
関係者なのか分かりませんが、いかにも若い人が作ったと思われるセンスのいい短歌が書かれていて、面白いですね。
そういえば、壁画も富士山とか景色ではなく、POPなイラストでした。
そうそう。本日の変わり湯、ヨモギ湯へ。
熱めと聞いていましたが、熱すぎるほどではありません。
ヨモギは入浴剤ではなく、メッシュの袋にヨモギが入れられて浮かんでいます。こだわってますね。いい香りがリラックスを誘います。
それでは、せっかくなのでサウナに入ってみます。
サウナは小さく、6人も入ればいっぱいです。
とはいえ、先客は一人だけでした。
ドアの開け閉めで、いったん温度は下がりますが、小さい分すぐに温度は戻ります。壁の上方にある温度計を見るために立ち上がると、100度。熱波で息を吸う鼻腔がやけどしそうです。
十分温まったところでシャワーで汗を流し、水風呂にざっとつかったら、体の水をふき取って外気浴スペースへ。
よしずと半透明の天井で覆われたスペースは、空は見えませんが陽射しは十分入ってきて、眩しいほどです。整いイスのほかにビーチベッドもあります。これこれ。番組でも見た。
ビーチベッドに寝そべり、汗がひくまでしばし休みます。
いやぁ、横になって休めるなんて、健康ランドならありますが、銭湯ではありえないでしょ。贅沢ですねぇ。気持ちいい~。
なんだか、風に乗って、薪で湯を沸かす煙の匂いがします。
おお、銭湯ならでは。これもいいですね。
と、究極のリラックスに浸っていると、ああ、気づけばもうすぐ朝湯の時間が終わってしまいます。
急いで支度をして帰りましょう。
今日もごちそうさまでした。
世界や自分自身をどのような言葉で認識するかで生き方が変わるなら、敬意を込めた敬語をお互いに使えば働きやすい職場ぐらい簡単にできるんじゃないか。そんな夢を追いかけています。