夢:地下道を行きつ戻りつする愛娘

今月の初めに夢を見ました。
娘は低学年なので、まだ一人であちこち出歩くことはないのですが、その夢では娘が自宅近くの駅の方に一人で行ってしまったようで、私はなぜか左手で何もついていない点滴台をカラカラと押しながら娘を探しに行きます。すると、線路の反対側に出られる小さな地下遊歩道を娘が一人で行ったり来たりしているのを見つけ、そこで目を覚ましました。

自分の夢って分からない(涙)

幸い私には夢療法の姉弟子達がいます。
月に一回のzoom勉強会にこの夢を出しました。
描いた絵はこちらです。

この絵の向こう側は自宅の反対側で人通りも少なく、ちょっと怖い感じのところです。
私は過保護な母で、娘がアートセラピーでの風景構成法で描いた絵には中央に、簡単に言えば暴走気味の母性にも例えられる熊がどーんと鎮座ましましていたので、娘の認識も
「お母さん、うるさいなー」
であろうことは想像に固くありません。
この夢の絵をを見ながら、姉弟子達に夢について質問されたり答えたりするうち、娘はこれから思春期に差し掛かる、危ないところに踏み出していくのを止めたい気持ちもあるけれど、安全の知識を持たせた上で背中を押してやれる母になりたいなあ、と思っていると、姉弟子の一人から
「娘ちゃんが行ったり来たりしているのをどう思う?」
と聞かれました。
私「やはり怖さがあるんじゃないでしょうか?」
姉「じゃあ行ったり来たりしているのが地下ということは?地下は性を示すよね」
と言われ、
「なるほど!」
と感じ入りました。
夢では特に、「性」は「聖」、いやらしいことでも忌むべきことでもなく、人間に自然に備わった大切なもの、と理解するものです。
娘は今はまだ無邪気なものですが、第二次性徴を迎えるのも言うほど先ではありません。戸惑ったり怖かったり、そういう時期を娘はもうすぐ迎えるのでしょう。
少し曖昧に「思春期」と捉えていましたが、地下=性ということを思い出し、より丁寧に扱うべき問題なのだな、と思いました。

ではその娘に対する母の私は
「空の点滴台を左手で押している」

???

これもまた別の姉弟子から助け船が出ました。
「左手は受け取る機能ですよね?点滴台を持っていたら塞がっちゃうから、娘ちゃんの何かを受け取れないのでは?」

ぎゃふんです。

この数年、疲れやすく気分の波も激しく、きっと更年期やその他の不調だわ、と病院に検査に行ったりしていましたが、数値的には問題なく、安心しながらも不安でいました。
要は、
「自分の体に要らぬ心配をしすぎて娘のことを受け取れていない」
と言われたのです。

分かって良かった!
八月にお姑さんが急逝し、その疲れや何やらいろいろあったのでしょう。
いらぬ心配を手放せるよう、よく寝て暴食を控えて、娘の心を受け取るゆとりを持ちたいと思いました。

一人だと受け取れない夢は、仲間と見ていくとその真意がするすると分かることが多くあります。
自分の苦手分野はより分かりにくく、出来れば家族や仲間を持って夢の話をしていくと、気付いたことを教えてもらえば、こちらの気付きも早くなります。
そして実現化の早いこの時代、その気付きが受け入れがたいほどショックな内容であったとしても、
「私、励まされている!出来るんだ!!」
と心構えすれば、ポジティブに事態は動き出します。
夢をどう活用するかは夢主の心ひとつです。
人生の主役は夢主、そこから何を紡ぐかも自分次第です。

私はとりあえず、メディカルケアは必要ないことを確認したので、知人のリフレクソロジーサロンに通うことにしました。疲れを癒すところから始めます。

皆様、今晩も素敵な夢を💕

(…でも、この絵の私も娘をすごく監視しているようにも見えますね…)

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