嫁姑関係にまつわる私の初夢③再び鼻くその夢 (2020年)
また汚いタイトル戻ってきました、鼻くその夢です。
実にシンプルです。
「左の鼻の穴の奥がムズムズするので、右の穴を指で押さえて『ふんっ』とすると、2017年の夢で見たのと同じ形でばりばりに乾いた鼻くそが飛び出してすっきりする」
この夢を見た時の私の気持ちは
「やった!リベンジチャンスだ!」
でした。
私なりに言い換えると
「2017年にスルーしてしまったお姑さんとの齟齬にいちいち反応しない自分になるチャレンジをもう一度!」です。
もうなんというか、自分の至らなさを書き散らしていて恥ずかしい限りですが、とにかく私にとってはずんずん踏み込んでくる人で、日々辛かったのです。
その夢から二ヶ月後、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言と自粛期間のスタートで、夫と娘が家にいるようになり、1VS1の緊張は緩和され、特に娘の存在が大人三人を支えてくれました。
仲直り、なんてきれいなことはありませんでしたし、イライラもしましたが、それでも望んでいたようなゆとりが少し生まれてきたのを感じた矢先、八月の末にお姑さんは突然旅立ったのでした。
その日も本当にいつも通りで、朝ご飯の時に娘をとても誉めてくれ、出掛けて帰ってきたら事切れていました。
もし初夢①の2017年に私にゆとりがあったならば、この3年間にもっと違う関わりが持てたかもしれません。
あるいはリベンジチャンスのために、3年長く生きていてくださったのかもしれません。
今は嫁いで10年の間、私が自分のあり方を見るたくさんの材料を与えて下さったご縁に素直に感謝しています。
そして夢療法がなければどんなに荒みきった関係になってしまったか、と思うと、夢療法をただ知っていたことの幸運を思います。
結局は自分が自分と良い関係を築いて、自分の感情を大切に扱えれば良いのです。
自分自身の価値や幸福を他人や外界の評価に依存しないことを肝に銘じてこの年を送ろうと思います。
それにしても同じ形でパリパリに乾いた鼻くそっていかがですか?
分かりやすい上、明るく気軽に受け取れました。
夢のユーモアって上等です。