2020年Q3のパウパーのメタゲーム雑感
どうも、はじめましての人ははじめまして。そうでない人はこんにちは。けいがと言います。主にMagic Onlineでパウパーを遊んでいます。
前回の記事に引き続き、今回は『基本セット2021』と『Jumpstart』、『ダブルマスターズ』が追加された2020年の第3四半期のMO上のパウパーのメタゲームをざっくりとまとめたいと思います。
なお、文中の有利不利等は、ほぼ全て筆者の妄想から算出されています。ツッコミ大歓迎です。
Tier1
ウルザトロン
Tier2
青黒アンコウデルバー
青黒フェアリー
ボロス(統治者、ラリー)
青赤氷雪フェアリー
ストンピィ
Tier3
親和
エルフ
バーン
黒単信心
呪禁オーラ
壁コンボ
R.I.P.
青単デルバー
・ウルザトロン
相変わらず強い。《眷者の装飾品/Bonder's Ornament》は4枚採用されるのが基本となった。『Jumpstart』で加わった《興隆する島嶼/Thriving Isle》もほぼ4枚採用される。《探検の地図/Expedition Map》の禁止により構成の変更を余儀なくされ、《輪作/Crop Rotation》や《定業/Preordain》、《衝動/Impulse》などが試された結果、《衝動/Impulse》4枚に《輪作/Crop Rotation》1〜2枚が最もメジャーな構成になった模様。緑マナがポイントになるため、《石角の高官/Stonehorn Dignitary》よりも《一瞬の平和/Moment's Peace》が優先される。《ディンローヴァの恐怖/Dinrova Horror》の不採用や《とどろく雷鳴/Rolling Thunder》が再び採用されはじめているのが注目ポイントか。
・青黒アンコウデルバー
《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》を失ったものの、代わりに汎用的な除去として《喪心/Cast Down》を獲得。相手の《喪心/Cast Down》で自分の《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》が落ちてしまうものの、カウンターすれば問題ないということで勢力を保っている。
・青黒フェアリー
青黒アンコウデルバーと青赤氷雪フェアリーの中間のような構成。以前にも少し存在したが、《喪心/Cast Down》の加入により青赤氷雪フェアリーに負けないくらいの除去の強さとなり、デッキとしての強さがしっかりしたため、使用者も増え上位進出率も高くなったと思われる。
・ボロス(統治者、ラリー)
禁止改定によりウルザトロンと青系が弱体化したためボロスの天下かと思われたが、意外とそうでもない。《削剥/Abrade》はボロスラリーで腐りづらい除去として採用されている。が、ボロスラリー自体が下火に。
・青赤氷雪フェアリー
こちらも《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》を失い、《蓄積した知識/Accumulated Knowledge》ないしは《大慌ての棚卸し/Frantic Inventory》型に回帰した。青黒フェアリーにやや押され気味。
・ストンピィ
天敵のウルザトロンが弱体化しスピードが落ちたため相対的に立場が良くなったように思う。
・親和
従来のティムール親和は《喪心/Cast Down》で4/4や《エイトグ/Atog》が落とされやすくなり向かい風。《心を一つに/Of One Mind》を採用してアドバンテージを重視したジェスカイ親和のほうが主流になりつつある。
・エルフ
立ち位置変わらず。
・バーン
青系の弱体化があったが環境から消えたわけではないため相変わらずやや厳しい。
・黒単信心
《喪心/Cast Down》と《ホネツツキ/Bone Picker》を獲得して微強化。
・呪禁オーラ
立ち位置変わらず。
・壁コンボ
『エルドレインの王権』で《跳ね橋/Crashing Drawbridge》獲得後は特に強化などはされていないが、デッキリストが精錬されてきたのか上位入賞の率や使用者が増えてきた。
・青単デルバー
線の細さを《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》でギリギリごまかしていたため、《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》の禁止とともに事実上消滅した。とはいえまだ使おうとしている人はいる模様。
以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。質問等ありましたらコメントかTwitterでのリプライでお願いします。
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