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Pauper Tournament Report -第5回パウパー提督決定戦-

こんにちは。今回は、先日参加した晴れる屋横浜店の「第5回パウパー提督決定戦」のトーナメントレポートです。

結果を先に書いておくと、ベスト8でした。


使用デッキ

使用したデッキはディミーア・テラーです。

このデッキを選択した経緯ですが、まず《きらきらするすべて/All That Glitters》入りのジェスカイ親和は、先週参加した「Let's 5 パウパー DX」でデッキ強度の問題があることがわかったのでボツ。それも含めて、CMMの新しいデッキは特にどれも魅力を感じなかったのでボツ。上位メタのうち、赤単(カルドーサ、バーン)は最適な構成がまったくわからずボツ。グルール続唱ランプはメタ的にそこまで良さそうではないのでボツ。ボロス・シンセサイザーは客観的なデータでは結構勝っていましたが、リーグで当たっている感じは全然強く感じなかったのでボツ。

というわけで、ディミーア・テラーとグリクシス親和の二択になりました。ディミーア・テラーはMOでも練習したのですが、《つぶやく神秘家/Murmuring Mystic》入りの構成はあまりうまくいかず、X(Twitter)を眺めていると良さそうなリストが流れてきたので、そのまま使うことにしました。

サイドボードだけ微修正しようかなとも思ったのですが、あまり時間がなかったのでそのままでいくことにしました。

レポート

参加者22人。

Round1: カウ・ゲート
Game1: 先手。《対抗呪文/Counterspell》を切るタイミングをミスって《ギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpact》が通ってしまい攻めきれなくなって負け。
Game2: 先手。《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》でがんじがらめになって負け。
××

Round2: ジャンド続唱ランプ
Game1: 先手。相手2マリガン。こちらが決め手をなかなか引けずにちょっとグダるも、最後はリソース差で勝ち。
Game2: 後手。《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》を置かれるも相手の土地が止まったのでゆっくり5/5を展開していって勝ち。
○○

Round3: エルフ
Game1: 先手。《殺し/Snuff Out》を多く引けて勝ち。
Game2: 後手。《息詰まる噴煙/Suffocating Fumes》を《拡大/Magnify》で避けられて《気前のよいエント/Generous Ent》まで繋げられるも、相手の決め手だけをなんとか除去していって最後は《息詰まる噴煙/Suffocating Fumes》で一掃して勝ち。
○○

Round4: ディミーア・テラー
Game1: 後手。相手の土地が止まって勝ち。
Game2: 後手。相手の土地が止まって勝ち。
○○

Round5: ID

3-1-1で7位抜け。

準々決勝: バーン
Game1: 後手。かなり有利な局面で慢心してしまい負け(後記)。
Game2: 先手。自分2マリガン。相手1マリガン。相手は普通に回って対処できず負け。
××

感想

準々決勝のG1、こちらはライフ12で場に《トレイリアの恐怖/Tolarian Terror》、手札に《トレイリアの恐怖/Tolarian Terror》と《予想外の牙/Unexpected Fangs》があって、フルタップ。相手は《僧院の速槍/Monastery Swiftspear》と土地4枚(内アンタップ2枚)、手札3枚。かなり勝ちそうな局面ですが、ここで《僧院の速槍/Monastery Swiftspear》の攻撃を「ノータイムで」スルーしてしまいました。もちろん相手の手札は《火炎破/Fireblast》、《溶岩の投げ矢/Lava Dart》×2でライフが0に。果敢で《トレイリアの恐怖/Tolarian Terror》が落ちるのが嫌だったんですが、手札にもう1枚あるんだから火力を使わせるくらいの感覚でブロックするべきでしたし、仮にブロックしない選択を選ぶにしても、ノータイムなのはいただけません。有利な場面こそ、負け筋を想像するのは基本中の基本です。もっと勝とうと思ったら、そういった当たり前のところに気をつけなければいけませんね。

全体的には運が良く、相手はよく事故り、自分はほとんどマリガンしませんでした。しかし、最後はミスで自分から幸運を手放してしまいました。オカルトでもなんでもなく、ミスで勝てるはずのゲームを落として、マリガン事故の後にあるはずのG3を失っているわけだから、当たり前なんですが。

デッキについてはあまり感想はありません。悪くないなと思ったぐらいですね。《考慮/Consider》4枚、《留意/Mental Note》3枚はまあまあ良かったですが、できるならどっちも4枚にしたいですよね(笑)。《謎めいた海蛇/Cryptic Serpent》は最初に感じたよりかは強いですが、3枚でよかったかもしれません。

今回の大会はそんなに多くない人数の中にゲート系のデッキが多く、ディミーア・テラーにとっては逆風でした。ベスト8にも3人残っていましたからね。逆に《トレイリアの恐怖/Tolarian Terror》を使ったイゼット系のデッキは、以前大会に出た印象よりも少なく、サイドボードの《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》はやや腐り気味でした。かと言って、それを読んでグルール続唱ランプで挑むというのも不可能なので、やはりテーブルトップのメタゲームは難しいです。MOで流行しているボロス・シンセサイザーなんかほとんどいませんでしたからね(笑)。

おわりに

次回は8月26日(土)に晴れる屋TC東京で開催される「第4期パウパー神挑戦者決定戦」に参加予定です。

以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。

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