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パウパーの“ゴブリン頑強”解体新書
どうも、はじめましての人ははじめまして。そうでない人はこんにちは。けいがと言います。主にMagic Onlineでパウパーを遊んでいます。
今回は、『ストリクスヘイヴン:魔法学院』発売後から様々なプレイヤーが注目しているデッキ、“ゴブリン頑強”について、簡単な紹介をしたいと思います。
ことの始まり
コンボ自体は、『ストリクスヘイヴン』のプレビューで《授業初日/First Day of Class》が公開されたときから話題となっていました。
BR Pauper Combo - Infinite mana
— Pauper MTG (@PauperMTG1) March 26, 2021
💀🔥#mtg #mtgpauper #mtgcombo pic.twitter.com/F5FkPehxeI
かく言う自分も興味をもっていた一人なので、リリース直後の週末はトナプラで遊んでいました。
すると、そのリストを参考にしたというデッキでの5-0報告がTwitterに流れてきました。
Saiu o primeiro 5-0 do @Beicodegeia pelo ASA BRANCA. O primeiro de muitos !!!! VQV ... BBMP!!! #Mtg #Pauper. pic.twitter.com/dFsufU9Jo3
— Asa Branca E-Sports 🌵 (@AsaBranca_MTG) April 19, 2021
Lista inspirada na do @keiga_jp e com algumas insights do @theKampo :)
— Carlos Roger (@Beicodegeia) April 19, 2021
また、当然ながら別のアプローチで調整している人もいたらしく、現時点では沢山の人からポテンシャルが期待されるデッキになっています。ちなみにこのデッキ、一部では“Moggwarts”と呼ばれているらしいです。
デッキの基本的な動き
以下は5-0リストに掲載されたデッキリストです。画像をクリックするとMOで使えるテキストデータをダウンロードできます。
![スクリーンショット 2021-04-22 20.20.59](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50618111/picture_pc_9094ca42a906fb28bd3c9a3420f47cef.png?width=800)
4《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》
4《朽ちゆくゴブリン/Putrid Goblin》
4《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》
4《通りの悪霊/Street Wraith》
1《炎波の発動者/Flamewave Invoker》
1《スカークの教練教官/Skirk Drill Sergeant》
4《授業初日/First Day of Class》
4《夜の囁き/Night's Whisper》
4《研究室荒らし/Ransack the Lab》
4《発掘/Unearth》
2《強迫/Duress》
2《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
2《連弾炎/Pyromatics》
1《引き裂かれた記憶/Shred Memory》
6《沼/Swamp》
5《山/Mountain》
1《冠雪の山/Snow-Covered Mountain》
1《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
4《硫黄のぬかるみ/Sulfurous Mire》
2《灰のやせ地/Ash Barrens》
4《精神攪乱/Mindstab》
4《赤霊破/Red Elemental Blast》
2《削剥/Abrade》
2《強迫/Duress》
1《鋭い痛み/Flaring Pain》
1《予言学入門/Introduction to Prophecy》
1《墓の刈り取り/Reaping the Graves》
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50472225/picture_pc_a0b70b8e3a3e89f631b1f78de5e9fff0.png)
コンボ自体は単純です。《授業初日/First Day of Class》を唱えると、ターン中は「頑強クリーチャーが頑強して戦場に戻ってくると、-1/-1カウンターと+1/+1カウンターが相殺する」ようになります。サクり台があれば、無限に生け贄に捧げられるようになります。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50472240/picture_pc_6a6a9e05a7011fd0c89bd0e77b8a4cdf.png)
頑強クリーチャーは、軽くてゴブリンシナジーのある《朽ちゆくゴブリン/Putrid Goblin》が採用されます。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50472265/picture_pc_6f7697d7f8a488b2b89937f1bbcea4c8.png)
サクり台には《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》や《モグの略奪者/Mogg Raider》などが使われます。前者なら無限マナ、後者なら無限強化です。これらのカードもゴブリンシナジーがありますね。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50472281/picture_pc_2da746fdf425535a7b857d4a53e0a3e6.png)
そして、これらのパーツを集めるために、《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》が採用されます。《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》による無限マナからの勝ち筋である《炎波の発動者/Flamewave Invoker》もサーチできます。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50569753/picture_pc_916f934158aa8de17af58da916741004.png)
もうひとつの無限マナからの勝ち手段である《連弾炎/Pyromatics》は、パウパー以外では見慣れないカードですが、無限マナからの決め技としては、打ち消し呪文に強く、《赤の防御円/Circle of Protection: Red》も突破できるため優秀なカードです。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50472302/picture_pc_85f2378a2cc8e0d90df8d5f9ab070fee.png)
コンボパーツを集めるためのドロー呪文は、《夜の囁き/Night's Whisper》をはじめ、《研究室荒らし/Ransack the Lab》や《信仰無き物あさり/Faithless Looting》などが採用されます。《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal》などのクリーチャーを多めにとって《村の儀式/Village Rites》を採用したタイプもありますね。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50472318/picture_pc_6f7d6ef00d62ac93ae52eb4aaee5c81d.png)
黒で軽いクリーチャーに寄ったコンボなので、《発掘/Unearth》がいい味を出しています。特に、《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》でサクり台をサーチ→《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》をサクる→《発掘/Unearth》という流れは強力です。単純に除去されたコンボパーツを拾うだけでも優秀なので、4枚フル投入したいですね。地味にサイクリングもありがたいです。
おわりに
簡単ですが、ゴブリン頑強の紹介でした。一直線なデッキかと思いきや、様々なシナジーがあり、カードを取捨選択してデッキリストを練っていくのが楽しそうなデッキです。これからどういったブラッシュアップがされていくのかが楽しみです。
以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。質問等ありましたらコメントかTwitterでのリプライでお願いします。
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