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6月12日|映画『銀鏡 SHIROMI』京都公開記念トークイベント 【星への祈り − 銀鏡神楽 エピソード#01】

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=星と月と縄文の祈り=

6月17日からはじまる映画『銀鏡 SHIROMI』京都上映を記念していくつかトークイベントを開催します。それぞれテーマを変えてお話ししたいと思いますので、お時間とタイミングが合いましたらぜひご参加ください。

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まず恵文社一乗寺店第一回目では、古代の祈りについてお話しします。それは星を背景にもつ月への祈りであり、古代の人々が星々と共に生きていた証です。北極星は2万6千年という周期でいくつかの星々が交代します。北極星がまだポラリスではなく他の星だった時代、私たちは今とは異なる星空の下に生きていました。宙は留まることなく、私たちも同じように地上を旅する星です。映画『銀鏡 SHIROMI』を紐解きながら、アニミズムや縄文、陰陽五行思想などから、かつて星と人々がつながっていた時代のことや星への祈りについてお話しします。

会場では、お得な映画の特別鑑賞券セットや映画の公式ガイドブック販売も行います。どうぞお楽しみに!


日時:2022年6月12日(日)14:00 - 15:30
参加費:①3000円(映画『銀鏡 SHIROMI』特別鑑賞券付き)
②1500円(トークのみ)
定員:20名
こちらのご予約フォーム
もしくはお電話(075-711-5919)、店頭にてご予約ください。


<登壇者プロフィール>

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赤阪友昭
写真家、映画監督、プロデュサー。1963年大阪市生まれ。阪神淡路の震災を機に、狩猟採集や遊牧の暮らしに興味を持ち、モンゴルや北極圏など辺境への旅をはじめる。雑誌への写真と文の寄稿、テレビ番組の制作や公共施設での写真展やプログラム制作、国際文化交流プロジェクトのプロデュースなど活動は多岐にわたる。東日本の震災後は、福島の立入制限区域内の撮影を続け、記録映像を福島県南相馬市と共同制作する。映画関係では、ドキュメンタリー映画「新しい野生の地–リワイルディング」(オランダ)の日本語版を制作し、日本全国で劇場公開する。2009年より写真ギャラリー「photo gallery Sai」(大阪市福島区)を主宰。写真家で1996年に亡くなった星野道夫氏とは生前から交流があったことから、彼の死後、その遺志を継ぐようにアラスカの先住民と交流を続けてきた。特に星野道夫の盟友で先住民クリンギットの神話の語り部であるボブ・サム氏とは親交が深く、2000年12月にはアラスカ先住民族クリンギットの古老エスター・シェイを含む6名を日本に招聘し、「神話を語り継ぐ人々」と題した国際文化交流プロジェクトを共に開催する。このプロジェクトで、北海道のアイヌとの神話に関する文化交流や明治神宮での神話のストーリーテリングなどの統括責任者を担う。エスター・シェイは、クリンギットとアイヌの間に民族的な繋がりがあることを感じており、星野道夫氏は、その出会いを強く望んでいたという。また、2008年8月には星野道夫のためにアラスカ州シトカに彼のトーテムポールを立てるプロジェクトも実現する。このトーテムポールは、アラスカのクリンギットの人々に加え、日本からの数十名のボランティアや現地シトカの賛同者らがロープを引いてクリンギットに伝わる伝統的な手法で立てられた。星野道夫のトーテムポールは今もシトカの海辺で日本を向いて立っている。


本トークイベントでは、全国の上映館いずれでもご利用いただける、お得な映画特別鑑賞券付きでのご参加申し込みも受け付けております。この機会にぜひ。
※当店での本作上映の予定はございません。京都では「京都シネマ」にて6月17日(金)より上映されます。上映時間、終映日等は上映館までお問合せください。

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