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3月1日-3月14日|書肆 森洋子の本『人間カルテ』『月の見ていたこと』『のぞき月』

書肆 森洋子から出版された、森洋子さんの本『人間カルテ』『月の見ていたこと』『のぞき月』の三作品の原画を同時展示いたします。自在に表現された森洋子さんの世界を、この機会にどうぞご堪能ください。

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文庫本『人間カルテ』
喉から手が出る、鼻高々、ヘソを曲げる、人間の心の模様は身体を用いて言語表現されます。では、絵にするとどうなるのか。心模様をあらためて自分から引き離して見れば、滑稽で、悲しい。ここに150の人間カードを収集しました。

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3コマ絵本『月の見ていたこと』
人々が暖かい布団の中で夢を見ている頃、月明かりの下では不思議な時間が流れています。赤タイツを履いた者たちがある任務を遂行していたり、良書厳選を看板に掲げる古本屋のヤギの店主が悪書のページを破っては食べ、破っては食べしていたり。その一部始終を月は見ていたのです。

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蛇腹折本『のぞき月』
短冊の極端に細長い画面は、雨戸の隙間から夜の風景を覗いているような感覚になります。そこでは、三匹の子豚が滑り台で遊んでいたり、舞台から消えたマジシャンがどことも知れない遠くの荒野で途方に暮れていたり・・・。それらの風景を蛇腹折した本にしてみました。

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<日時>
2022年3月1日(火)-3月14日(月) 11:00-19:00(最終日は16:00まで)
<会場>
恵文社一乗寺店ギャラリーアンフェール


<ご来店の皆さまへ>
感染症予防にご協力をお願いいたします。
・マスク着用
・手指の消毒(会場に設置しております)
・大きな声でのお話はご遠慮ください
・発熱、体調不良、風邪の諸症状が見られる場合のご入店はご遠慮ください
・会場内が混雑する場合は、入場制限等をさせていただく場合がございます

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