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10月16日-25日|「so-an fabric exhibition 1st.」

2017年に「ononotoile」として当ギャラリーで個展を開催いただきました。今回新たに立ち上げられた「so-an」として、ファブリックを展示していただきます。一つ一つ丁寧に手染めされたファブリックは、素朴で表情豊かな風合い。身の回りにいつもあるものだからこそ、心地よいものを選びたい。そんな気持ちにさせてくれる模様が並びます。ご来店を心よりお待ちしております。

2021年10月16日(土)-25(月)
11:00-19:00(最終日は16:00まで)
恵文社一乗寺店ギャラリーアンフェール

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制作にあたって

布は暮らしの中でいろいろな役割があります。台所や食卓で使う布、服、寝具など使うシーンはたくさんあるかと思います。
「いいと感じたもので心豊かな暮らしに」という想いで作った布ばかりです。その「いい」が皆さまへ共感の輪となって広がってゆくと、とても嬉しいです。

木版や型紙などを使って手染めした布はどこか素朴で、にじみやかすれ、色のムラなど自然のままの表情がそれぞれにあります。
ふぞろいに育つ植物の様に、有機的に暮らしの空間へ馴染んでいく様な布でありたいと願い作っております。

オリジナルで描いた図案を彫った型紙や、木の端材に図案を描き写して掘り出した版木などを作り、染める準備をします。そして、型染めやステンシル染め、木版染めなどの様々な技法を選び、数々の工程を経て一枚の布ができあがります。時間をかけて作る事で生まれる表情があり、その表情がわたしはとても好きなのです。

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ご来場されるみなさまへ

「so-an」として、はじめての展示販売会となります。ファブリック見本の展示と、その中からいくつかのサイズで縫製したクロスの即売、ファブリックの切り売りも少し行います。全てリネン生地で、使い込みお洗濯するうちに柔らかく風合いを増してゆきます。きっと様々な用途にお使いいただけると思います。
クロスは、お弁当包みやハンカチ、キッチンクロスとしても使っていただけるサイズ感のものと、風呂敷の様に荷物を包んだり小さめのテーブルクロスとしても使えるサイズ感の正方形のものを2種類ご用意しております。また、大きなテーブルを覆える程のサイズのものもほんの少しだけございます。実際に触って見て頂けるはじめての機会となります。ぜひご覧いただけると幸いです。

※切り売りについては手染めである為ロットが小さく、最長で3mとなります。
※展示品のみのファブリックの切り売りについてはso-an webよりオンラインストアにて常時行っております。

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so-an Yuriko Ono

美術大学で染織を学んだ後にデザインブランドにて勤務。退社後に京都の山間にある古い家にアトリエを構えて「so-an」としてオリジナルのファブリック制作をはじめる。野山の様子や日常のワンシーン、旅の記憶などからモチーフを拾い図案となる絵を描き、日本の古い染色技法を主にして様々な技法を取り入れながら手仕事にこだわって布作りに取り組む。

Mail: yuriko_ono@so-an-design.com
Web: https://so-an-textile.myportfolio.com
Instagram: https://www.instagram.com/so_an_yurikoono/


<ご来店の皆さまへ>
感染症予防にご協力をお願いいたします。
・マスク着用
・手指の消毒(会場に設置しております)
・大きな声でのお話はご遠慮ください
・発熱、体調不良、風邪の諸症状が見られる場合のご入店はご遠慮ください
・会場内が混雑する場合は、入場制限等をさせていただく場合がございます


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