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12月12日 |『せいいっぱいの悪口 増補版』刊行トークイベント 堀静香×大森静佳「もっとせいいっぱいの悪口」

もっとせいいっぱいの悪口

「今日生きていることも、昨日生きていたことも全部本当。明日生きたいことも本当。今がすべてで、いやそんなはずはない。適当で怠惰であなたが好きで、自分がずっと許せない。事故が怖い。病気が怖い。何が起こるか分からないから五年後が怖い。二十年後はもっと怖い。今がずっといい。でも今が信じられない。なのに今しかない。晴れていて、風が強くて、花粉がすごい。くしゃみが出る。」(本文より)

2019年より頒布開始し、当店でも長らく愛されているロングセラー『せいいっぱいの悪口』がこのたび増補版として新たに生まれ変わりました。巻末に2021年9月の日記、また新作エッセイを収録。

今回、増補版刊行を記念して著者・堀静香さんによるトークイベントを行います。ゲストには歌人の大森静佳さんをお迎えして、エッセイの中身についてや、それぞれの短歌と散文との向き合い方などについて語ってもらいます。貴重なこの機会を、ぜひお見逃しなく。

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日時:2021年12月12日(日) 13:30 - 15:00
場所:恵文社一乗寺店 イベントスペース COTTAGE
料金:1000円(特典付き)
定員:20名
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こちらのご予約フォーム
もしくはお電話(075-711-5919)、店頭にてご予約ください。

※こちらのイベントはオンラインでの配信も行います。
 オンラインでの視聴をご希望の方は、こちらよりお申し込みください。
 (受付は12/12の13:00に締め切らせていただきます)


※当店よりの「受付完了」ご返信メールをもってご予約受付完了とさせていただきます。定員に達した後にご予約希望をいただいた場合、ご参加いただけない可能性がございます(その際は、その旨を当店よりご連絡差し上げます)。予めご了承ください。

同日、著者の堀さんによる選書フェアもCOTTAGE内で行われます。タイトルを「あの日のつづきなんですもんね」と題して『せいいっぱいの悪口』を作る上で影響を受けた小説、エッセイ、漫画や絵本など、さまざまなジャンルから「その日」を起点に生き継ぐ人々の姿を捉えた作品というテーマでお選びいただいた本たちが並びます。

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登壇者プロフィール

堀さん

堀 静香(ほり しずか)
1989年神奈川生まれ。山口県宇部市在住。上智大学文学部哲学科卒。歌人集団「かばん」に所属し、第二回石井僚一短歌賞次席。ライフ&カルチャーコミュニティ「She is」Girlfriends。晶文社スクラップブック「うちにはひとりのムーミンがいる」連載。

大森さん


大森静佳(おおもり しずか)
1989年岡山生まれ。京都市在住。大学在学中の2010年に第56回角川短歌賞を受賞。歌集に『てのひらを燃やす』(角川書店)『カミーユ』(書肆侃侃房)、評論集に『この世の息 歌人・河野裕子論』(角川書店)がある。「塔」編集委員。

<ご来店の皆さまへ>
感染症予防にご協力をお願いいたします。
・マスク着用
・手指の消毒(会場に設置しております)
・大きな声でのお話はご遠慮ください
・発熱、体調不良、風邪の諸症状が見られる場合のご入店はご遠慮ください。
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