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ダイソーの500円ヘッドフォン


これが500円…

有線ヘッドホンが必要

リアルタイム系の作業、例えば電子楽器を弾きながら聞く場合はBluetoothでは遅延が問題になって聞きにくいため、有線ヘッドホンがずっと欲しかった。

一方で、電子会議とかが頻繁にあると手放しで装着可能な完全ワイヤレスも便利なわけで。特にダイソーの完全ワイヤレスイヤホンにはお世話になっている。しかもたった千円なんだから「ベッドサイド専用」とか「鞄に入れっぱなし専用」とか「会社専用」とか気軽に揃えておける。

ある時、娘に取られたそのイヤホンを補充するためダイソーを訪れた時に、この500円ヘッドフォンに出会ったわけだ。完全ワイヤレスイヤホンの高音質に感心していたので、このヘッドホンも「500円という値段には見合わないほどいい音に違いない」と謎の信頼を寄せて期待を込めて買って使ってみた。

インピーダンス測定

結論から言えば「値段相応のやっすい音」だ。インピーダンスを測ってみると、素直なよくある32Ω系だ。

ダイソーヘッドフォンL側インピーダンス(35Ω前後)

こちらはSoundPEATS A2っていう有線もBluetoothも使える密閉型のやつはこう。50Ω系って言うのはあるのかな。低いところのピーク70Hzより下は音が出にくいので、ダイソー120Hzより低音が得意と言える。まぁどっちも大した音じゃないのは事実だけど、ダイソー500円よりマシってことだ。低いところがちゃんと出ると、小さい音でも声が聞きやすい。

SoundPEATS A2(有線) L側

スピーカーのインピーダンス

いまから30年も前にビルの解体現場から回収してきたBOSEの101を今も使っているが、そのインピーダンスはこんな感じで4~10Ωで凸凹だ。音が特徴的って言われるのが頷ける。いいのか、こんなのがモニターで。でもヘッドホンで聞くより全然音がいい。当たり前か。

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