ヴィクトリアマイル2023 最終見解

▪︎過去10年の勝ち馬は全馬4角10番手以内に位置取っている。

▪︎近年のトレンドは中距離馬が穴を開ける傾向にある。(ランブリングアレー、ローザノワール、ノームコア、クロコスミアなど)
中距離的な馬力、スタミナを要するということ。

これら2点は重要なデータであるため、クリアしている者を本命に置こうと思う。


◎ナミュール

 近走は出遅れ癖が無くなり、中団10番手以内で競馬することが多くなった。

成長を見せたのは前走の東京新聞杯。桜花賞以来のマイル戦ながら、道中は通過順5-5と先団に取り付く競馬を見せた。初の牡馬混合重賞で相手レベルもそこそこ、56kgを背負いながらあの競馬ができれば上出来だ。

そして近年のトレンドである中距離も走れるマイラーである点。父譲りの馬力が活きる条件ということ。

約3か月の休養を挟んで迎えるのも、リフレッシュされた状態で走りたいL系にとって良いステップと言える。

広くて揉まれにくいワンターンの東京マイルは最も得意な条件。昨秋から馬体重を増やして、調教や輸送を気にせずやれる点は成長。課題のスタートや位置取りを克服した今こそG1を戴冠出来るタイミングだ。


◯スタニングローズ

 タイプとしては集中力に寄っており、多頭数混戦や内枠で力を発揮します。走りは小回り向きな器用さがあり、スタートも早いです。

エリ女は秋華賞激走後の反動と苦手な重馬場による大敗。中山記念は休み明け、初の牡馬古馬混合戦の中、よく戦った方だと思います。明け初戦で外枠というのもあって集中しにくい局面だったと思います。

今回で初めてマイルGⅠを使われますが、前走のスタートと二の足があればさほど問題ないと思います。それよりも短縮で内枠変わり、ペースアップで本来の持ち味が活きるはずです。

上がり勝負に持ち込まれると不利なソダシ、サウンドビバーチェ、ロータスランドなど早めに動こうと考える陣営は多いため、当馬にとっても理想的な展開になる可能性は高いです。
(4コーナーから動いていく展開。ある程度前が流れる展開。)人気落ちに反応してくるタイプだと思うので期待しています。


▲スターズオンアース

 奇しくも本命〜単穴までが去年の秋華賞ワンツースリーになってしまいました。現4歳世代のレベルは高く、良質な馬が揃っていると思います。

この馬の唯一の課題はスタートで、それさえ決めれば直線で強力な末脚を発揮してくるはずです。ストライドが大きく、加速に時間がかかるのでワンターンのマイル変わりは歓迎。

各陣営勝ちにこだわる競馬をすると考えているので、レース自体動きのあるものだと思います。直線だけの競馬で捕まえられるほど相手関係に恵まれていないので、秋華賞の再現が起こりそうな予感がしています。


ソダシ

 半年の休み明け△、大外枠△、乗り替わり△。色々ついてないのもあるし、若さゆえの尖りもなく、Sっけは薄れている。
2歳から重賞を使われて、ここまで一戦級で活躍してきたので昨年が上限。それを超えてくるような局面ではないし、運も味方してないし、これは切ります。昨年を超えなければ、今年のメンバーは倒せない。



【予想のまとめ】(良馬場想定)
◎ナミュール
◯スタニングローズ
▲スターズオンアース


馬券はこの3頭からしか買いません!
馬連、3連単で勝負!
オッズ次第で◎◯の単勝!
以上

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