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キャロットクラブ|2021年1歳馬募集|上位評価馬の現状



2021年8月に募集開始されたキャロットクラブ1歳馬募集。
毎年、簡易血統分析をしていますが、高評価をした1歳馬の現状を。

まずは、評価☆☆☆☆☆馬6頭の現状です。

募集09|レヴォルタード(バウンスシャッセの2020) 牡
募集20|スティールウィル(プンタステラの2020) 牡
募集30|ファンタジスタ(ココファンタジアの2020) 牝
募集40|スープレットの2020 牡
募集52|エールデュレーヴの2020 牡
募集77|ココシュニックの2020 牝

募集09|レヴォルタード(バウンスシャッセの2020) 牡

バウンスシャッセの2020

簡易血統配合分析|当馬の祖母である名牝リッチダンサーは、「Halling×Fairy King」の配合で、父の特徴に母系統の持久力、スピードで粘りこむタイプのイメージを重ねることができます。バウンスシャッセの父:ゼンノロブロイは軽さのあるサンデー系統。母系で軽さ、柔らかさを求めるエピファネイアとしては理想的な配合相手かもと思える1頭です。
【距離適性】芝1600m~2400m戦

キャロットクラブ2021年1歳馬募集簡易血統分析

レヴォルタード
競走成績|2戦1勝(1-1-0-0)
次走は弥生賞を想定も流動的。
前走は東京未勝利2000mを1:59.5で走破(0.5差)、完勝でした。
1歳馬募集時の狙いとおり先行して粘り込む競馬が向くので、中山は向くはずです。

募集20|スティールウィル(プンタステラの2020) 牡

プンタステラの2020

簡易血統配合分析|母系で「PW+柔らかさ」が狙いとして位置づけしているリアルスティール産駒において当馬は理想的。母父がMr.Prospecter系統、Danzigのクロスで“PW”、Highest Honorで“柔らかさ”と全て狙いたい配合です。初年度産駒ですが、この配合が今後、黄金配合になることを期待します。
【距離適性】芝1600m~2400m

キャロットクラブ2021年1歳馬募集簡易血統分析

スティールウィル
競走成績|0戦0勝(0-0-0-0)
少し頓挫があり、デビューは春になんとかという感じです。
POGではないので、今は無理をせず、何とか順調に進めてデビューまで進めてほしいと思います。

募集30|ファンタジスタ(ココファンタジアの2020) 牝

簡易血統配合分析|母系統がステイゴールド×クロフネ(Seekling the Gold)なのでスピード豊かな配合。狙いの柔らか「過ぎない」配合なので、1票を投じたい馬です。母親優先の方がうらやましいです。
【距離適性】芝1600~2400m

キャロットクラブ2021年1歳馬募集簡易血統分析

ファンタジスタ
競走成績|4戦0勝(0-0-0-4)
4戦して未勝利、距離も芝で16~1800m戦、ダートで12~1600m戦を経験。
現在もレース後、少し間を空けないといけない感じですので、まだまだですが、個人的にはやっぱり芝かなと思いますので、まずは1勝。そして体が出来てくると芝中距離路線にシフトしてほしいかなと思っています。

募集40|ラリーレイド(スーブレットの2020) 牡

簡易血統配合分析|特化型産駒になります。父がSeattle Slew系統×Seeking the Goldでダートマイル向き、母父がゴールドアリュールで底にMr.Prospecter系統。父、母父ともにダートの大種牡馬ですし、配合的にもメリハリがあります。素直にダート戦線での活躍を期待しましょう。
【距離適性】ダート1400m~1800m

キャロットクラブ2021年1歳馬募集簡易血統分析

ラリーレイド
競走成績|1戦0勝(0-0-0-1)
本来は東京1400m戦でデビューしたっかったびですが、除外となり夏の札幌1700m戦でデビューも6着。ダート馬なので、使って使って強くなることを期待するのですが、2走目がまだ迎えれない現状。少し厳しい感じですが、陣営には上手く再度、軌道の乗せてほしいと思います。

募集52|オクタグラム(エールデュレーヴの2020) 牡

エールデュレーヴの2020の血統表

簡易血統配合分析|母父ディープインパクトで母系底は柔らかいので、当馬もしかりと末脚を伸ばす産駒になりそうです。この柔らかさは「よりエピファネイアには向くのではないか」と考えています。
【距離適性】芝1600m~2400m

キャロットクラブ2021年1歳馬募集簡易血統分析

オクタグラム
競走成績|0戦0勝(0-0-0-0)
ついに小倉2000m戦(2023年2月5日)に西村淳騎手でデビューです。
エピファネイア産駒ですので、キャロットクラブでの回収率も高く安定していますので、まずは当馬が走れる下地がある競走馬であることの確認をし、そして勝利が付いてくればなお良しです。5日が楽しみです。

募集77|ハンベルジャイト(ココシュニックの2020) 牝

ココシュニックの2020の血統表


簡易血統配合分析|ココシュニックの2020の母系はクロフネ×Seeking the Goldなのでパワー要素を補填。ジャスタウェイはハーツクライに母系でパワーの塊を補填した種牡馬になるので、さらにパワー要素の強い配合をするのは個人的には「あり」です。狙いの配合になり1200~1600m向きに仕上がればと考えます。
【距離適性】芝1200m~1600m

キャロットクラブ2021年1歳馬募集簡易血統分析

ハンベルジャイト
競走成績|5戦2勝(2-1-1-1)
ダート1400m(1勝クラス)を快勝し、OP入り。
ダート短距離で2勝ですが、短距離戦であれば芝でも走れるはずで初芝で12着でしたが、まだ見切るのは早いと考えます。今後も活躍を十二分に期待できる内容で出資者がうらやましく思います。


次に星☆☆☆☆馬の現状です。
☆4つ馬は抜粋します。

募集01|ナスケンアイリスの2020 牡
募集06|マイハッピーフェイスの2020 牡
募集08|バイアオーラの2020 牝
募集15|ケイティーズハートの2020 牝
募集22|マイティスルーの2020 牝
募集22|ワシントンレガシーの2020 牝
募集26|ヒカルアモーレの2020 牡
募集27|エンシェントヒルの2020 牝
募集29|フェルミオンの2020 牝
募集35|ビットレートの2020 牝
募集38|レオパルディナの2020 牡
募集39|アールブリュットの2020 牝
募集43|ウィープノーモアの2020 牝
募集45|アディクティドの2020 牝
募集46|フロアクラフトの2020 牝
募集48|ホットスウェルの2020 牡
募集49|ハヴユーゴーンアウェイの2020 牝
募集51|クルミナルの2020 牡
募集57|ディオジェーヌの2020 牡
募集64|ラカリフォルニーの2020 牡
募集67|ピースエンブレムの2020 牝
募集72|フォルテピアノの2020 牡
募集75|クレオールの2020 牝
募集80|シェルズレイの2020 牝
募集85|カニョットの2020 牝
募集87|グローバルコミュニティの2020 牡
募集88|キャヴァルドレの2020 牡

募集15|ペリファーニア(ケイティーズハートの2020) 牝

ケイティーズハートの2020の血統表

簡易血統配合分析|皐月賞馬:エフフォーリアの半妹です。母父がハーツクライで、底にSharpen Up(ノノアルコ)なので、柔らかさ(スピード)のある配合。モーリス産駒の狙いの母の母父がサンデー系統などサンデーでもスピードよりの軽い配合に合いますので、半兄同様、活躍を期待します。
【距離適性】芝1600m~2400m

キャロットクラブ2021年1歳馬募集簡易血統分析

ペリファーニア
1戦1勝(1-0-0-0)
初戦は中山1600m戦を快勝、次走はチューリップ賞で桜花賞への切符を狙います。半兄はエフフォーリアなので期待値も大きな1頭。距離は中距離でも良いと思うので、個人的には優駿牝馬路線を狙っていってもと思います。

募集22|フェブランシェ(マイティスルーの2020) 牝

マイティスルーの2020の血統表

簡易血統配合分析|母父クロフネなのでパワー型Northern Dancer系統になり、底にダートで瞬発力を発揮する系統。当馬もリアルスティール産駒の母系としては良い印象を持ち、芝路線で瞬発力を発揮してほしいです。
【距離適性】芝1600m~2400m

キャロットクラブ2021年1歳馬募集簡易血統分析

フェブランシェ
2戦1勝(1-0-0-1)
夏の福島芝1800mでデビューも5着。立て直した1月の中山1800mダート戦で勝ち上がりました。勝ち上がりはダートですが、個人的には芝中距離でもと思っているので、将来的には瞬発力を生かす競馬、東京1800m戦などでもう一度、芝を試してほしいかなと考えます。


募集46|ポルカリズム(フロアクラフトの2020) 牝

フロアクラフトの2020の血統表

簡易血統配合分析|当馬の祖母である名牝リッチダンサーは、「Halling×Fairy King」の配合で、父の特徴に母系統の持久力、スピードで粘りこむタイプのイメージを重ねることができます。フロアクラフトは父:フジキセキでダートもこなせるパワー型サンデー系統。短距離を先行して粘り込む競馬が理想の肌馬にロードカナロアですので、産駒は当然、短距離路線でと考えます。
【距離適性】芝1200m~1600m

キャロットクラブ2021年1歳馬募集簡易

ポルカリズム
1戦1勝(1-0-0-0)
1月の中山1600m戦を快勝、特に前残りの展開を差し切った馬は能力の高さを発揮した印象です。個人的にはもう1ハロン短い距離がベストをにらんでいましたので、1600m戦で快勝した点はレースの幅を広げる点では好印象です。2走目に期待です。

募集72|ストリンジェンド(フォルテピアノの2020) 牡

簡易血統配合分析|母系がダート短距離で先行できる配合なので、キンシャサノキセキの配合相手としては理想的です。配合通り1200~1400mで活躍を期待します。
【距離適性】芝、ダート1200~1400m

キャロットクラブ2021年1歳馬募集簡易

ストリンジェンド
6戦1勝(1-2-1-2)
現状はダート1200m戦で一生懸命走っている印象のある当馬です。
これは狙い通りで、キンシャサノキセキ産駒ですので、短距離芝、ダートでの活躍を期待しての指名と思います。出資者の意図と愛馬の適性は合致したタイプは出資者としては嬉しいのではないでしょうか。

募集87|パルクリチュード(グローバルコミュニティの2020) 牡

簡易血統配合分析|父はMr.Prospecter×Storm Cat系統を軸とし、Blushing Groomのクロスなので、力強く粘りこむタイプ。母系でも底にNureyevなので、ダート戦での活躍を期待したい産駒になります。
【距離適性】ダ1400m

キャロットクラブ2021年1歳馬募集簡易

パルクリチュード
2戦1勝(1-0-0-1)
福島1700mダート勝ち上がり後、芝適性を図る印象で紅梅Sに参戦。結果は4着でしたが、チャレンジは良かったと思います。距離的にも短距離向きだと思うので、芝、ダートどちらでも1400m戦で3走目を迎えてほしいと考えます。

募集88|プロトポロス(キャヴァルドレの2020) 牡


簡易血統配合分析|配合全体を見ると、Danzig系統のスピードとMr.Prospecter系統のクロスで、スピード豊かに前へ前へという配合。さらに底にSadler’s Wellsなのでスタミナを補填し、そのスピードを持続しようとする配合のイメージ。距離適性は短くなりそうで1200~1400m向きに仕上がれば上々ではないでしょうか。
【距離適性】芝1200m~1400m

キャロットクラブ2021年1歳馬募集簡易血統分析

プロトポロス
競走成績|3戦2勝(2-0-0-1)
小倉2歳S4着後、少し頓挫しましたが、復帰戦の3歳1勝クラスでは血統分析とおり2勝目を飾ってくれました。上手く1400m戦まで対応できれば幅が広がりますので、厩舎の馬造りに期待です。


と2021年1歳馬募集の☆4つ以上馬の現状を書いてみました。
毎年、1歳馬簡易血統分析を行うのですが、高い評価馬が走ると、出資馬以外でも嬉しいのが正直なところです。

出資者の皆さんの今後の愛馬の活躍を期待し、無事是名馬を祈ります。
ではでは。

2022年1歳馬募集


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