見出し画像

キャロットクラブ(2024)追加募集/簡易血統分析 

毎年恒例のキャロットクラブ(2024)追加募集が発表されました。


頭数は募集復活1頭(ココシュニックの22)を含め7頭。
では簡単ですが、簡易血統分析を公開します。

関東43|ココシュニックの22 


アドマイヤマーズ(クロフネ) 牝

父:アドマイヤマーズはダイワメジャー+ミスプロが根幹配合で薄くHaloのクロスは入るのが特徴。短距離小回りで、先行して押し切る競馬向き。ここに母系でDeputy Minister+ミスプロ系統なので、短距離志向の強い父に母系でPW要素を補填である点からも1200~1600m戦で活躍を期待したい配合です。良い配合です。

関東97|シーリアの22 


リアルスティール (キングカメハメハ) 牡

リアルスティールは完成された配合馬なので、母系ではパワー要素を補填するかアウトブリードが狙いと考えますが、当馬は母系がキングカメハメハ+スペシャルウイーク(Sadler’s Wells)なので重厚かつサンデーサイレンスのクロスが発生します。母系の総合力が高い点はリアルスティールの狙いの配合からはズレる印象を個人的には持っています。

関東98|ユールフェストの22 


リアルスティール (More Than Ready) 牝

リアルスティール産駒としては狙いとおりの母系でパワー要素を補填。但し、父母でHaloのクロスが発生するので1600mベターな産駒ではないかと考えます。

関西99|プラチナブロンドの22 


ヘニーヒューズ(ジャングルポケット) 牝

父:ヘニーヒューズはStorm Cat系統なので、日本競馬では芝、ダートともに1400m前後が主戦場と考えるのが自然です。当馬は母系が類似配合の組み合わせなので、距離適性は短くなりますし、母父:ジャングルポケットなので、Nureyevのパワー要素が産駒には伝わると考えます。
ダート1400~1700m戦向きかなとの考えです。

関西100|リンフォルツァンドの22 


モーリス(ディープデインパクト) 牝

モーリスの成功例は、父、母でサンデーサイレンスのクロスを発生させる点と母系でSadler’s WellsやNureyevを内包すること。当馬は母系がディープインパクト(SS系統)+Sadler’s Wellsになるので、成功例とおり。小回り押し切る競馬向きです。

父:モーリスの狙いの配合である当馬は☆5つ評価となります。
2024年 追加募集馬ではNo.1評価となります。

関西101 マイティースルーの22 


リアルインパクト(クロフネ) 牝

父の直線的なSPと母系がDeputy Minister系統(クロフネ)という配合を考えると「芝短距離差し馬」が個人的には当馬に関する軸になるかなと思います。1200~1600m戦で活躍を期待したい配合です。

地方102 スーブレットの22

 
ヘニーヒューズ(ゴールドアリュール) 牝

父がStorm Cat系ヘニーヒューズ、母系がゴールドアリュール+Mr.Prospecter系統。この配合なら素直にダート戦線での活躍が期待できるので地方入厩といった感じでしょうか。

【特化型産駒】になります。
 

2024年のキャロットクラブ追加募集の7頭の血統簡易分析は以下のとおりとなります。
では皆さんの幸運を祈ります。
ではでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?