6/12(土)新馬戦推奨馬
2021年3回目の中央新馬戦予想です。
先週の日曜日は東京5Rで注目馬に推奨したクレイドルが新馬戦から勝利。
結果的には単勝のみでしたが、今後に向けて追いかけたい馬を見つける意味では大きな白星でした。このレースにおいて注目したいのは2着のレディナビゲーター。あの仕上がりの悪さで素質だけで2着まで押し上げた上がり最速の末脚はこの馬の次走はかなり注目したいところです。
さて初週に単勝回収率810%でスタートしたこともありしばらくは安泰・・・なんて言わず今週もしっかり勝ち馬を狙って予想をしていきます。
今回は東京、札幌から1レースずつ推奨していきます。
概要
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予想①
札幌5R
2歳新馬戦(芝 1000m)馬場想定 良
出走表
まず予想をする前に滅多に施行がない札幌1000mについて解説
平坦に流れるワンターンレース。開幕週と新馬戦という事でゲートの良し悪し、二の脚の良さが勝負を決することになりそうです。
内の馬はスタートを決めればロスなくラチを縫う様に走れればプラスだが当然内に寄せてくるので中途半端なスタートだと前が壁になったり、揉まれたりなど全部が全部プラスとは言えない。
その点を踏まえて本命を決定。
推奨馬
6 コラリン(横山武)
父ダイワメジャー、母系はドバイワールドカップを勝利したドバウィ、サドラー系の血を内包。父、母父に関しては早熟かつ短距離タイプの馬が多いがサドラーの血が成長にどう影響を与えるか注目したい。洋芝ということで欧州系の血が混ざってること自体は悲観的になることはないだろう。
それでも中間は1週前まで美浦の坂路を中心としたトレーニングで調整(もちろん入厩前は天栄でびっちりトレーニングを積む)して北海道へ輸送。
この中間は函館競馬場の芝で2本追い切りを行っているがその最終追い切りで5Fを65.3秒を馬なりで掲示。その際に併せた馬には馬体を近づけながら怯むことなく馬体をぶつけて更にそこから伸びていく姿はデビュー前の2歳牝馬ながら勝負根性もありそうと判断。
内過ぎず外過ぎない枠とはいえ外からぐっと押し寄せられたときに怖がってしまったり揉まれて嫌がったりするということはなさそうで向こう正面から加速していき突き抜け後はスムーズにゴールを目指す形が理想。
このレースに向けて芝で追い切りをしている馬は数多くいるが馬なりで70秒近い時計やそれ以上を出している馬が大半で仕上がり課題の馬も多い。仕上がりが悪ければ必然的にゲートを出て二の脚がつかないことが多いだけに評価は打てない。ダイワメジャー産駒は基本的に短距離でスタートが速い馬が多いので特に心配はしていないが二の脚がどれだけつくかはやってみないとわからない面もあるがここは人気サイドではあるが白星候補1番手として評価を打つことにした。
これ以下の印ではリトス(亀田)に注目してみたい。スタートが上手い亀田騎手が騎乗で中間でも南Wで時計こそ遅いが負荷を掛け最終追い切りでもまずまずの時計を記録した。スタートして前が壁にならないようであれば逃げ粘りがあっても。
カイカノキセキ(鮫島駿)はこの枠がどうか?一個上の姉のカイカセンゲン大井で新馬戦時からスタートが遅いタイプだったのと外枠の分で少し割り引いた。
ただしカイカセンゲンは新馬戦からすんなりと2連勝してるので早めの段階から活躍もできそうでキンシャサノキセキを付けてる点からダート馬の素質が姉同様に強い可能性もある。その際は短距離というよりマイル周辺がベストになりそうでここを見てみないと評価が難しいのは間違いないだろう。
そして調教だけならトップクラスのブッシュガーデンはこの枠で相手までの評価とした。人気の一角ヴィルチュオーズに調教で余裕の先着を果たしているだけにスタートが決まって一気に絞り込めれば大外でも一発があっても良いのだが、裏を返せばこの枠で少しでも立ち遅れると外々を回されて大きなロスとなる。
そしてヴィルチュオーズは中間の追い切りで追っても時計が出ず仕上がり面に課題。中間に武豊騎手も騎乗しておらず弟の武幸四郎調教師とのコンビもあり過剰に人気するようであれば絶好の消し馬と厳しい評価を打ちたい。
買い目
馬連(ワイド)
6-2.4.9.11.13
地方競馬と異なりゲート試験の映像がないためどれくらいのゲート課題があるかどの馬も未知数。単勝向きのレースではないので注意。
予想②
東京5R
2歳新馬戦(芝 1400m)馬場想定 良
出走表
推奨馬
15ラズベリームース(ルメール)
断トツの仕上がりを見せているハギノモーリスだが調教では加速ラップを踏みながらも鞍上は常に腰を浮かせ鐙にも足が引っ掛かり切っていない点が少し気になった。更に現在内の馬場の状態の悪さが目立つ東京で芝1400mの騎乗経験もわずか2回の藤懸騎手が鞍上となると印はかなり下げたいところ。フルゲートでこの枠であれば内々を走り出せなければインベタレースとなるのもあまり歓迎ではないだろう。
前置きが長くなったがその観点から本命は外枠のこの馬とした。中間は美浦の南Wコースでしっかり負荷を掛けており仕上がりは上々。父ルーラーシップ産駒という点でこの時期の馬としては完成度に課題は残すがこれといった強調馬もいないこのレースで素直にルメール騎手を買うのも良いだろう。単勝妙味という点ではハギノモーリス、ハイアムズビーチもいるので充分。
そして最有力人気のハイアムズビーチ(北村)に関しては血統面から走ってみないと評価はやはり打てない。父もダート短距離、母もダート系となると普通に考えればダート馬要素が強くまだまだその実態が見えない。ドレフォン産駒なので軽視はしないが断トツの1番人気になるようだと少々危険性も。特に昨年新種牡馬として活躍したマクフィも芝で走る馬は多かったが1200mがベストという馬多くやはり本質はダート。ドレフォン産駒は果たしてどちらに転ぶのだろうか?
ベルウッドブラボーが調教でかなり負荷を掛けており初戦から面白そうなので相手の最上位に扱いたい。ただし鞍上が鞍上なだけにスタート難、追わない恐れもあるのは忘れてはならない。トーセンコップも仕上がり面から穴馬として取り上げたい。
買い目
単勝
15
馬連(ワイド)
15-2.6.7.11.14
※ハギノモーリス追い切りだけなら2歳のものとは思えないが、そこだけを評価し過ぎるのもという評価。
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