第1回【脳汁?!快感?!】天皇賞・春史上、最もディープインパクトに近付いた馬 ~黒を打ち負かす~
こんばんは!!昨日辛い物を食べ過ぎて、お手洗いに1時間近くこもっていました。競馬予想家のあやねです。
皆様!!突然ではございますが、競馬で、
「脳天まで突き抜けるほどの快感」
感じたことはありますでしょうか??わたしは何度か感じたことがあります🙄(恥ずかしい…。)
そんなわたしが「感じた馬・レース」を1つ紹介します。
競馬の合間・お昼ご飯中・通勤時間中・寝る前などなど!!ちょっとした時間に少しだけ読めるようなボリュームに纏めているコラムです📕
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2012年天皇賞・春。わたしはテレビで観戦していていました。そんなわたしの注目はオルフェーヴル。前哨戦である阪神大賞典で、3角にて常識的にあり得ないレベルに外へ逸走してポジションを下げることになりながらも、とんでもないポジションから2着にまで突っ込んできたオルフェーヴルが、本番である同レースでどのような競馬をするか注目していた。単勝オッズ1.3倍の断然人気に支持されたことからも、
「多少の不利あっても真っ直ぐ走りさえすれば勝つ」
戦前の雰囲気からして、競馬ファンの総意だったのではないでしょうか。しかし、そのオルフェーヴルですが、後ろでひたすら我慢する競馬に終始してしまい、最後まで今まで有り余るほど炸裂させてきた闘志が爆発することなく11着に敗れてしまいました。
そんな大波乱のレースを制したのはビートブラック号。菊花賞でも人気薄で3着にはなっていたものの、重賞未勝利、阪神大賞典では10着と大敗していたからか、18頭立ての14人気と全く期待されていませんでした。それでもゴールデンハインドとともに強気に先行していき、3角の下り坂から後続を大きく引き離して逃げたビートブラックは3番手以下に十分なリードをつけたまま直線へ入ると、そのまま押し切って大きな着差をつけての圧勝。後続各馬は「前は飛ばし過ぎている」と考えたのか、3角前から慌てたように追い始めたものの、全く勝負になることなく終わってしまいました。このレースぶりをテレビで見ていたわたしは、「え、これ絶対届かないよね?!無理だよね?!」と超興奮したことを覚えています。当時馬券を買えない年齢だったのですが、あそこまで興奮できたのですから、買えた方はわたし以上に興奮したはずです。
ビートブラックの陣営は、戦前に「今の京都では前残りの高速決着が続いている。いつでも動ける位置につけて早めに仕掛ける」というプランを立ててみたいで、その通りの騎乗で持ち前の先行力とスタミナを最大限に活かしつつ、トラックバイアスと展開を味方につけて逃げ切っての大激走。これ以上ない結果となりました。この天皇賞・春を制したことで、「人馬ともに初のGⅠ制覇」とダブルでおめでたい結果に。
いつの時代もGⅠは興奮しますが、このレースと人馬に興奮したことは数えるほど。今後もぜひ出会ってみたいものです。
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参照元
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