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【データ予想】中山記念・2024

中山競馬(芝・右)1800mでおこなわれる、4歳以上の重賞レース(G2・別定)
1936年に3200mのハンデキャップ競走として創設された。
創設当初は春と秋の年2回行われていたが、1952年から秋の開催のみとなった。その後、度重なる変更を経て現在の条件に定着した。

1番人気は3勝2着0回で連対率は30%。G2の別定戦にしては低い。
2番人気が3勝2着2回で逆転。3番人気も2勝。
勝ち馬の8頭が3人気以内で、2・3着は8番人気以内。
9番人気以下で馬券になった馬は皆無で、穴狙いはかなり厳しいというかやめておいた方がいい。

上位人気(想定)・・・エルトンバローズ、ソールオリエンス、ヒシイグアス、ソーヴァリアント、ジオグリフ

4・5歳が4勝ずつでほぼ互角の数字。複勝率だと4歳馬が46%と高い。
23@ヒシイグアスが7歳で勝利したが例外的存在。G1級の能力がないと6歳以上で勝利するのは厳しい。

牝馬は【1-3-1-8】。15@ヌーヴォレコルトが3人気で勝利した。G1で好走しているようなら十分通用する。

7歳以上(減点)・・・ヒシイグアス

中山金杯が3勝。最近とくに好走が目立つ。
以下、香港を含むG1レースが並んでいる。
注意点としては同じ中山のG2・AJCCは10頭出走して馬券になった馬はいない。

中山金杯・・・マイネルクリソーラ

連対馬の12頭が前走で1・2着だった。
とくに重賞で連帯していた馬に注目したい。
10着以下から巻き返したのは22@パンサラッサ・18@マルターズアポジーの2頭で、どちらも前走G1レースで逃げていた。そういう事情がない場合は大敗からの巻き返しは難しい。

前走重賞で連対・・・不在

勝ち馬の8頭は美浦所属の馬だった。
栗東所属馬で勝利したのは22@パンサラッサ・14@ジャスタウェイの2頭。ジャスタウェイは天皇賞・秋勝利があり、のちにドバイターフを勝利。パンサラッサも後にドバイターフ・サウジCを勝利した。G1級の能力があれば問題ないが、栗東所属で1番人気に支持されていた5頭はすべて馬券外に沈むなど不振。

栗東所属(減点)・・・エルトンバローズ、ドーブネ、マテンロウスカイ、ショウナンバシット、テーオーシリウス

例年開幕週に行われるが、逃げて勝利したのは22@パンサラッサのみと思ったより馬券になっていない。
勝ち馬の9頭が先行タイプで、逃げ馬を見て進める馬が有利。
差しタイプは2・3着止まりが多く、追い込み消し材料。

最初のコーナーまでの距離が短いためスタートを決めてポジションを取れるかが重要で、出遅れたら目も当てられない。そのため無理せずにいい位置の取れる内枠が有利になっている。

まとめ

昨年の勝ち馬・ヒシイグアスが出走。同馬は3年前にも勝利しており得意の条件。年齢の項目が引っかかるが、データクラッシャーは繰り返しデータをクラッシュさせるという法則があり、同馬を推奨馬にしたい。
次点には4歳馬の中から先行脚質のエルトンバローズ。ただし、1番人気になると人気を裏切るパターンになるので、当日2番人気以下になることが重要。
穴はロードカナロア産駒が【1-1-2-2】の好成績をあげていて、マイルCS・9着のレッドモンレーヴをあげる。

ソールオリエンスについては有馬記念組が思ったほど馬券になれてないのと、追い込み脚質のため割り引いた。

推奨:ヒシイグアス
次点:エルトンバローズ
穴:レッドモンレーヴ

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