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【データ予想】マイルチャンピオンシップ・2023


優勝馬

京都(芝・外右)1600mでおこなわれる秋のマイル王決定戦。
マイルのスペシャリストが集結してハイレベルの一戦が繰り広げられる。
安田記念が左回りで行われるのに対して、マイルチャンピオンシップは京都の外回りのコースで行われる。
過去にはダイタクヘリオス・タイキシャトル・デュランダル・ダイワメジャー・グランアレグリアらが連覇を達成。安田記念との結びつきも強く、同年の安田記念勝ち馬が春秋連覇を達成するケースも多い。

昨年は3歳馬のセリフォスが直線で追い込みを決めてG1馬に輝いた。
4年ぶりに京都競馬場で行われる。

人気

1番人気は2勝。勝ったのはいずれもグランアレグリア。2着も1回なので信頼度は低い。
2番人気も1勝のみだが、連対率は50%で1番人気を上回っている。
狙い目は3~6番人気の馬で、あわせて6勝をあげている。
8番人気で勝利した14年@ダノンシャークは例外的存在で、連対馬の20頭中18頭が6番人気以内になっている。

3着まで広げても1~6人気以下で馬券になったのは25頭で、三連単の平均配当は51000円。これはジャパンカップに次いでG1レースの中で6番目に低い数値となっている。
10人気以下で馬券になった馬はいない。バッサリ切りたい。

上位人気(想定)・・・シュネルマイスター、セリフォス、エルトンバローズ、ナミュール、ソウルラッシュ、レッドモンレーヴ、ダノンザキッド

性齢

3・4・5歳がそれぞれ3勝ずつ。3歳で勝利した3頭はいずれもG1レースで2着の実績があり、古馬との対戦をすませていた。
4歳以上で、ここがG1初勝利だったのは13@トーセンラーと14@ダノンシャーク。最低でもG1勝利はほしい。
7歳以上で馬券になった馬はなく消し。

牝馬は【2-0-1-25】。グランアレグリアが2勝しているが、全体では苦戦の傾向にある。

3歳&G1連対実績あり・・・不在

G1馬・・・シュネルマイスター、セリフォス、ダノンザキッド、ダノンスコーピオン、

牝馬・・・ナミュール

7歳以上・・・不在

前走レース

別レースでカウントされているが富士S組が3勝でトップ。
毎日王冠・スプリンターズSが2勝ずつ、天皇賞秋と安田記念が続く。
近5年に限るとスワンSを経由した馬は【0-0-1-18】で2着に入った馬はいない。
別路線組は苦戦しているので割引が必要。

別路線・・・ソウルラッシュ、バスラットレオン、ビーアストニッシド、ダノンスコーピオン、セルバーグ

前走人気

前走の着順も大事だが、それよりも大事なのが前走での人気。
連対馬の全頭が前走で4番人気以内に支持されていた。
足切りデータとして活用したい。

前走5人気以下・・・ダノンザキッド、ソーヴァリアント、エエヤン、セルバーグ、ビーアストニッシド、マテンロウオリオン

生産者

昨年連勝がストップしたが、毎年のようにノーザンファーム生産馬が複数頭馬券になっている。
必ず1頭は馬券に組み入れたい。

該当馬・・・シュネルマイスター、ナミュール、レッドモンレーヴ、ダノンザキッド

G1実績

近5年に限ると連対馬はいずれもGⅠでの連対実績があった。
さらにいえば17@ペルシアンナイトと22@ダノンザキッドを除く10頭は、マイルのG1レースだった。

該当馬・・・シュネルマイスター、セリフォス、ダノンスコーピオン、マテンロウオリオン

脚質

逃げて勝利した16@ミッキーアイルは直線で大きく斜行して後続馬の進路を妨害していた。降着こそならなかったが、かなり物議を醸したレースであり逃げタイプは不利と見て間違いないだろう。
中心は決め手の鋭い差しタイプの馬となっている。

逃げ・・・セルバーグ?

差し・・・多数

馬番

阪神開催を含む馬番別成績。
基本的には内外有利不利のないコースだが、先週のエリザベス女王杯の感じだと内枠が有利になる可能性がある。
当日のトラックバイアスはしっかり確認したい。

まとめ

今年の3歳馬2頭はG1実績がないため脱落。
マイルCSは過去に3歳馬が勝利した年が6回(22@セリフォス、18@ステルヴィオ、17@ペルシアンナイト、00@アグネスデジタル、97@タイキシャトル、88@サッカーボーイ)あり、その翌年には4歳馬が5勝をあげている。例外は18年だが2着に4歳のペルシアンナイトが入っていた。このデータを重視して4歳馬を中心に見たい。
中でも昨年の勝ち馬のセリフォスはほとんどのデータをクリア。若干気になるのは川田騎手がマイルCSで【0-1-3-12】と未勝利なことぐらい。ナミュールは牝馬&マイルG1実績がなく、ダノンスコーピオンは前走が中京記念なので脱落。

次点にはノーザンファーム生産馬で1番人気になりそうなシュネルマイスターを。ルメール騎手の勢いも加味した。
今年のメンバーを見てもマイルG1勝ちのある馬が推奨馬と同馬のほかにダノンスコーピオンしかいない。

穴は4歳・ノーザンファーム生産・富士Sで4人気2着だったレッドモンレーヴをあげる。

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