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【データ予想】弥生賞・2024

中山競馬(芝・右)2000mでおこなわれる、3歳の重賞レース(G2・馬齢)。
本番の皐月賞と同じコースで、多くの名馬がここを通過点にクラシックへ挑戦した。
1986年以降で、9頭が弥生賞から皐月賞馬に輝いてる。なにげにその先にあるダービーとのつながりも深い。
近年は間隔をあけるローテが主流のため、年末のホープフルSや共同通信杯に押され気味。

1・2番人気がともに3勝で互角の数字。単勝回収値では2番人気が2倍ほど高くなっている。
G1馬を多数輩出するハイレベルの一戦のわりに、3・4人気馬でも十分勝負になる。
これは過去10年のうち3回がやや重・重と、馬場状況が悪かったのも影響しており、良馬場で行われた7回に限れば1番人気は【3-3-1-0】で、複勝率は100%になっている。

三連単の平均配当は8万円程度。良馬場だと15000円で堅い決着が増える。

上位人気(想定)・・・シンエンペラー、ダノンエアズロック、トロヴァトーレ、サンライズジパング

若駒Sはリステッドに昇格する前のもので、昇格後は【0-0-1-4】と不振。
かわって前走1勝クラス組が2勝をあげている。2頭とも芝の2000mのレースを1番人気1着かつ当日には上位人気に支持されていた。
2歳G1の朝日杯とホープフルS組がそれぞれ1勝ずつで思ったほど勝てていないが、複勝率はどちらも50%オーバーと高い。
以下、1800~2000mの重賞レースが並んでいる。

ホープフルS・・・シンエンペラー、シリウスコルト

1勝クラス(2000m)・・・ファビュラススター

前走1着の馬が7勝2着7回と活躍。
昨年はタスティエーラが共同通信杯4着から巻き返したが、同馬はその後日本ダービーを勝利したので例外的扱い。
前走がG1レース以外で4着以下だった馬は減点対象となる。

前走1着・・・ダノンエアズロック、トロヴァトーレ、サンライズジパング、ファビュラススター、レッドテリオス

前走4着以下(減点)・・・シリウスコルト、アドミラルシップ、エコロレイズ

前走で上がり3F1位を記録していた馬の好走率が高い。
良馬場で決め手勝負になりそうな場合は必ずチェックしておきたい。

該当馬・・・ダノンエアズロック、トロヴァトーレ、サンライズジパング、コスモキュランダ

もはやおなじみのデータだがノーザンファーム生産馬が5勝2着5回と連対馬の半数を占める。
ホープフルSに押されがちだが、同牧場の生産馬はかならずマークしておきたい。

該当馬・・・ダノンエアズロック、トロヴァトーレ

逃げて勝利した馬は21@タイトルホルダーのみ。
6勝をあげている先行勢が馬券の中心で、最近はとくに前に行った馬で決着する傾向が強くなっている。
よほどの実力馬か展開が流れない限り追い込み馬は厳しい。

最初のコーナーまで距離があるため枠順の有利不利はないはずだが、若干外枠に勝ち馬が偏っている。
開幕2周目だからといって内枠が有利とはいえない。

まとめ

おそらく1番人気になると思われるシンエンペラーは、前走レースの項目・前走着順・非ノーザンファームと微妙。1番人気の複勝率が80%なので次点が妥当。
ノーザンファーム生産馬の中から、前走・葉牡丹賞(2000m)1着・上がり3F1位のトロヴァトーレがデータをクリア。ルメール騎手は【1-2-2-1】の好成績。当日はおそらく2番人気になると思う。
同じくノーザンファーム生産馬のダノンエアズロックは前走・アイビーSが6頭立てと少頭数だったのがデータに引っかかる(前走7頭立て以下の馬は未勝利)。堀厩舎は【2-1-0-1】と安定。3番手に。
良馬場であればそれほど荒れないのではないか。

推奨:トロヴァトーレ
次点:シンエンペラー
穴:ダノンエアズロック

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