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【大井競馬】JBCスプリント・2023


優勝馬

JBCシリーズにおける短距離部門(3歳以上・定量)。
優勝賞金は8000万円。通常は1200m戦だが競馬場によっては1400mで開催される。
数少ないダート短距離のJpn1で、ダート短距離王を決める一戦となっている。
ちなみに中央競馬では1200mのダート重賞は12月のカペラステークス(GⅢ)しかない。

今年は大井競馬場(ダート・右)1200mで行われる。

人気

1番人気は2勝2着4回。連対率は60%でイマイチ勝ち切れていない。
2番人気が2勝、3番人気が3勝。
以下、人気成りに数字は下がっていって、20@サブノジュニアは8番人気で勝利した。
連対馬の18頭が6人気以内で、ここが一応のラインとなっている。

上位人気・・・リメイク、リュウノユキナ、イグナイター、ダンシングプリンス、ジャスティン、ケイアイドリー

配当

19年には6番人気のブルドックボスが勝利して、単勝7100円の高配当となった。
さらに3着に人気薄の地方馬・トロヴァオが入って3連単は149万円の大波乱となった。
これはJBCレース史上最高配当になっている。

単勝の平均値が1300円となっていて、硬い決着が多いクラシックに比べて荒れる傾向が高い。

所属

連対馬の14頭が栗東所属馬で占められている一方で、地方馬がちょいちょい馬券になっている。
地方馬で馬券になったのはすべて南関東の所属馬で、19@ブルドックボスのように元々は中央所属馬だったのが南関東に移籍しているケースには注意したい。

栗東・・・リメイク、バスラットレオン、モズメイメイ、ラプタス、ケイアイドリー

1・2・3着馬

リピート回数は7回で平均より若干多い。
1・2人気での決着は1回のみになっている。

リピーター・・・ダンシングプリンス、リュウノユキナ

性齢

6歳が4勝でトップ。
データからは年齢はあまり気にする必要はない。

6歳・・・ケイアイドリー

騎手

中央所属のジョッキーの名前が並んでいる中に南関東・御神本騎手の名前がある。
意外にも上位に戸崎騎手の名前がない。

調教師

村山厩舎はダノンレジェンド・コパノキッキング・コパノリッキーなどで連対率66%と活躍。
浦和の小久保悟厩舎が1勝2着1回で上位に食い込んでいる。

馬体重

短距離線だけあり500キロを超える大型馬が活躍している。
459キロ以下で勝利した16@ダノンレジェンドは例外的存在。

1・2着馬の前走成績

昨年はクラスターC組で決着したが、基本的には東京盃の再戦。
これはダートの短距離重賞のレースが限られているためで、たまに南部杯マイルチャンピオンシップ組が2着に入る程度。
面白いのは過去6年の勝ち馬はすべて前走で負けている。
東京盃で負けた馬の巻き返しに注目

東京盃・・・リュウノユキナ、ジャスティン、ギシギシ、マックス、ケイアイドリー

脚質

持ち回り制で年によって競馬場が変わるが、基本的には逃げ・先行有利と見たい。

逃げ・・・ダンシングプリンス

馬番

大井競馬・1200mは東京盃と同じコース。
最初のコーナーまで500メートルほどあり、基本的には枠順の有利不利はない。
多頭数なので内枠はごちゃつきやすい点だけは注意。

まとめ

前回大井で開催された時には8人気のサブノジュニアが勝利して荒れた。今年も似たようなことが起きる可能性がある。
推奨馬は東京盃2着でリピーターのリュウノユキナ。横山武史騎手が手綱を取るようになって3着を外していないので馬券の軸には最適。
次点には武豊騎手負傷で御神本騎手に乗り替わるリメイク。同馬は前走が韓国というのが若干気になる。
穴は逃げる可能性が高いダンシングプリンス

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