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【データ予想】ダイヤモンドステークス・2024

東京(芝・左)3400mでおこなわれる、4歳以上の重賞レース(G3・ハンデ)。
3000mを超える平地重賞は、当レースを含めて天皇賞(春)・菊花賞・阪神大賞典・ステイヤーズSの5つしかない。
ハンデ戦で、瞬発力よりもスタミナには自信があるという馬たちが大挙して参戦してくる。
過去をさかのぼっても、勝ち馬から天皇賞(春)はおろかG1馬が出た例はない。

1番人気が5勝2着1回と安定。単勝回収値が131円なので毎年1番人気を頭に買っておけば大丈夫な計算になる。
2番人気は2勝2着2回で複勝率は70%。複勝回収値100円を超えている。
勝ち馬の8頭は4人気以内だが、2・3着は人気に関係なく分散している。

20年には16番人気(単勝325倍)のミライヘノツバサが勝利して三連単で355万円の大波乱となった。そのため三連単の平均は40万円と重賞レースの中でもかなり高い。
※過去5年・全重賞レースの三連単平均は18万円前後

上位人気(想定)・・・テーオーロイヤル、サリエラ、ワープスピード、ニシノレヴナント

4歳が4勝でリード。勝率・連対率ともに他世代より高い。
7・8歳も勝ち星をあげているように高齢馬だからといって割り引く必要はない。
7歳馬の単勝回収値が高いのは最低人気で勝利した20@ミライノツバサ(325倍)の影響。

牝馬は【0-0-1-8】。21@ポンテザールが3着に入った。

4歳・・・ニシノレヴナント、トロピカルライト

牝馬(減点)・・・サリエラ、グランスラムアスク、トロピカルライト

昨年から斤量の基準が1キロアップ。
勝ち馬の5頭が54キロ(=現在の55キロ)のハンデを背負っていた。
軽いハンデよりも重いハンデを背負った馬の好走率が高い

55キロ・・・ニシノレヴナント、メイショウユズルハ

万葉S組が3勝。つづいてAJCCが2勝をあげている。
ステイヤーズS組23頭出走して、勝ったのは18@フェイムゲームのみといまいち。

万葉S・・・ワンダフルタウン

ステイヤーズS・・・テーオーロイヤル、ワープスピード、ヒュミドール

ハーツクライ産駒で馬券になった6頭は当日に1・2人気に支持されていた。
意外なのは短距離向きと思われるキングカメハメハ産駒がそこそこ馬券になっていて、スタミナタイプのステイゴールド産駒が思ったほど走れていない。
ディープインパクト産駒で勝利した馬はまだいない。

逃げ馬で連対したのは19@サンデームーティエのみ。
年によって超スローになったりまくり合戦になったりと展開の読みづらいレースではあるが、ならしてみると差しタイプの好走率が高い。

東京3400メートルは向かい上面の真ん中からスタートして1周半する。
長距離戦で枠順は関係なさそうだが、データからは外枠有利になっている。

まとめ

昨年の勝ち馬のテーオーロイヤルは前走がステイヤーズSというのがやや気がかり。それ以外の項目はクリアしているので次点に残したい。
推奨馬は4歳でハンデが55キロのニシノレヴナントをあげる。前走3勝クラスから勝利したのは2年前のテーオーロイヤルのみだが差し脚質でレースを進めやすそうな点も有利。グレイトフルSのタイム2.32.0は翌日の有馬記念の1.1秒差。上がり33.9はドウデュースより0.4も早い。G3なら十分勝負になる。

穴は万葉S・5着のワンダフルタウン。同馬は3年前の青葉賞の勝ち馬で、テーオーロイヤル(4着)に先着している。
サリエラは牝馬ということで割り引いた。

推奨:ニシノレヴナント
次点:テーオーロイヤル
穴:ワンダフルタウン

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