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【データ予想】札幌記念 2024

札幌競馬(芝・右)2000mでおこなわれる、北海道シリーズ最高峰のG2レース(3歳以上・定量)
高額賞金かつ定量戦で、毎年のようにG1馬が多数参戦するためハイレベルのG2戦になっている。
近年は天皇賞・秋を狙う馬のステップレースになっており、過去にはエアグルーヴやトーセンジョーダンらが札幌記念を経由して天皇賞・秋を勝利している。

11@トーセンジョーダンが勝利して以来、1番人気馬は勝てていない。現在12連敗中。
負けた馬にはモーリスやラヴズオンリーユー・ラッキーライラックなど、G1を複数勝っている馬もいて頭では手を出しづらい。馬券圏内を外したのは3頭だけなので2・3着には入れておきたい。

2番人気は5勝2着1回と1番人気を大きく上回る。
勝ち馬は2~6人気以内で、ハイレベルの定量戦のわりには意外と中穴人気の馬が勝っている。

三連単の平均配当は7万円。
9番人気以下で馬券になった馬は2頭で、極端な穴狙いは厳しい。

上位人気(想定)・・・プログノーシス、シャフリヤール、ジオグリフ、ステラヴェローチェ

3歳で勝利した2頭は21@ソダシと14@ハープスターで、ともに桜花賞馬だった。そうでなければ3歳馬は苦戦と見たい。
馬券の中心は4~6歳で、中でも5歳が連対率20%でややリードしている。

牝馬は全体で【3-1-4-18】。G1の勝ち鞍があるか、牡馬相手に重賞を勝つような実力馬でないと通用はむずかしい。

5歳・・・ジオグリフ、モズゴールドバレル

牝馬・・・モズゴールドバレル

安田記念・函館記念・オークスが2勝ずつだが、函館記念については近年は低調。
前走G1組だと【5-7-6-26】で、連対率は27%。

安田記念・・・ジオグリフ、ステラヴェローチェ

昨年は、社台ファーム生産馬(プログノーシス)が久々に勝利して、データがクラッシュした。
5勝をあげているノーザンファーム生産馬を中心に見たい。

ノーザンファーム・・・シャフリヤール、ジオグリフ、ステラヴェローチェ、ドゥラエレーデ、ホウオウアマゾン、ボッケリーニ

年によって前残りだったり差し決着だったり傾向が掴みづらい。
4角で前目につけているのがセオリーだが、意外にも上がり3Fで1位を計測した馬が連対率65%と高い。

上がり3F1位候補・・・プログノーシス

札幌・2000(芝)は小回りコースで内枠有利のように思えるが、多頭数の場合はスタート後に外の馬が殺到してきて内枠は不利を受けやすい。ダッシュ力のある先行タイプなら問題はないが、もしスタートで失敗すると目も当てられない状況になる。そのためスムーズに走れる外枠の成績が思ったほど悪くない。

まとめ

過去にエアグルーヴが97・98と連覇を達成して以来、連覇をした馬はいない。
昨年もジャックドールが1番人気で6着に沈んだ。
今年はプログノーシスが該当。同馬が馬券圏内を外すとは想像しづらいが、データからは頭では買えない。
データからは5歳・前走安田記念のジオグリフがデータに合致。同馬はノーザンファーム生産馬でもある。
穴は逃げる可能性が高そうなノースブリッジ。
出走予定馬を見たところ、ほかに逃げたい馬が見当たらない。
シャフリヤールは昨年11着と大敗したので手を出しづらい。
データからは、プログノーシスの2着付けが良さそうだが、はたして・・・。

推奨:ジオグリフ
次点:プログノーシス
穴:ノースブリッジ

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